【トの教え】オシホミミ 婚儀前宇宙創成話 ~次回配信2月17日(金)7時am~ | トの教えのエバンジェリスト 公式ブログ

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※2月8日配信”オシホミミ 婚儀前宇宙創成話”の抜粋をざっくり文字起こししてます。あくまでざっくりです。🔻

 

 

天照大神の皇子であるオシホミミノミコトのお話です。
 

 

 

今日も三々九度の由来のお話ですね。

 

 

 

はいはいはいはい。

 

 

高畠精二氏 ホツマツタエ現代語訳より ご紹介させて頂きます。

https://www.hotsuma.gr.jp/aya/aya02.html

 

 

 

 

ある日のことです。

 

もうすぐ天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)の奥方になられる

 

タクハタチチ姫(スズカ姫)の兄タカギ(高木神)が、

 

天忍穂耳命君に質問をしました。

 

これは、晴れの婚礼前に緊張を少しでも和らげて

 

一時をくつろいでお過ごしいただこうとの

 

配慮あってのことでした。

 

 

「結婚式の時、

 

神前で新郎新婦が交す三三九度のお神酒(みき)には、

 

一体どんな謂われがあるのでしょうか」と、

 

居並ぶ諸神の同意を得るかのように

 

ゆっくりとお聞きになりました。


これを聞いた天忍穂耳命はにっこりと微笑まれると、

 

臣や司を始め大勢の諸神、

 

諸民を前にして静かに

 

天地創造の物語から始めました。

 



<天地創造のお話>


 「それは遠い遠い昔のことです。

 

まだこの高天原(天体)が生まれるずっと前のこと、

 

天も地も未だ分かれていない、

 

もちろん太陽も月も星も生まれていない前のことです。

 

このウツホ(宇宙)の闇を支配していたのは、

 

混沌としたアワ、ウビ(エネルギー)のようなもので、

 

それは限りなく巡り漂って煮えたぎり、

 

姿も形もありませんでした。


 それから長い時が流れて、

 

このウツホの闇が陰(メ)と陽(ヲ)に

 

分かれる兆しが現われ初めました。


 やがてその中にアメミヲヤ神(天祖神)がお生まれになり、

 

神が最初(うい)の一息(ひといき)を

 

ウビ煮えたぎるウツホに吹き込むと、

 

宇宙は静かに円(まどか)に(丸く)巡り始めて、

 

その中心に天御柱(あめのみはしら)が立ち昇り、

 

混沌とした宇宙はやっと姿を現わし始めました。

 清く軽く巡れるものは陽(ヲ・男)となって、

 

左巻に廻り天となり太陽が生まれました。

 

重く濁れるものは、右巻に巡り陰(メ・女)となり、

 

このクニタマ(地球)となり、後に月を生みました。
 

 

 


<縄文時代の始まり=初代 国常立命のご出現>


さてこの地球に

 

最初にお生まれになられた神のお名前を、

 

天御中主命と申し、

 

その後、国常立命として再びご出現され、

 

花タチバナの木を植えて

 

理想郷トコヨの国を建国しました。  

<国狭槌命 二代目 クニサヅチノミコトとは>


国常立命は

 

八人の御子を産んで、

 

その御子達を世界の八方に派遣し、

 

それぞれの国を建てて治めさせたので、

 

この八人をヤモヤクダリ(八面八降)の御子といいます。

 

後にこのヤミコ(八御子)は

 

それぞれの国の国王の先祖となりました。

 

この二代目の世嗣(よつぎ)の八御子を

 

総称してクニサヅチ・クニサッチといいます。


そのいわれは、クニトコタチは初め自分同様

 

サギリ(厳選)の道を以て

 

全世界を一人に統治させようとしましたが、

 

各々譲り合ってお互いを立てたので、

 

やむなくサッチ(分割)の道で国を与え治めさせました。


ト・ホ・カ・ミ・エ・ヒ・タ・メの八御子の名は、

 

各々クニサッチの神の頭文字を表わし、

 

たとえばトのクニサッチ、

 

ホのクニサッチ、

 

カのクニサッチ…のように呼びました。

 

 

野村サッチーではないですね(林)

 

先に言わてしまいました!

 

ちょっと、言おうかなと思っていたんですよね。

 

このようなわけで、

 

この国では(ヤ)という言葉には

 

たいへん尊い意味があり、

 

ヤモトカミ(八元神)とも言って、

 

世界の大元はこの八柱により支えられています。

 

なるほどー!!!


後にこのトホカミエヒタメの八神は、

 

各々五人ずつ子供をもうけました。

<三代目 豊雲野命 トヨクンヌ>


 次に、この八面(ヤモ・世界)を嗣いで治めた

 

三代目の神の名をトヨクンヌといいます。

 

トヨクンヌは天命を受けて、

 

神の子孫を君、臣、民(きみ、とみ、たみ)の

 

ミクダリ(三降・三階級)に

 

分けて各々の役割を定めて国を治めました。

 

 

トヨクンヌの神は男女合わせて

 

百二十人もの御子に恵まれましたが、

 

各々がお一人でお暮らしになり、

 

男女が一緒に暮らす夫婦(めおと)の道は

 

まだ定まっていませんでした。

 

こんな訳で、三代目までの神様を

 

独神(ひとりかみ)といいます。


丁度、天の
真榊木(まさかき)を植え継いで、

 

五百本目になる頃のことです。

 

四代目を嗣いだ男神の名前をウビチニと言い、

 

この神はスビチニと言う女神と

 

初めてご夫婦になられて最愛の妻としました。


 この両神(ふたかみ)の美しい物語が雛祭の由来となり、

 

男女の結婚制度の始まりともなりました。」





 天忍穂耳命君はここまで一気にお話になると、

 

一息つかれて、

 

間もなく迎える

 

タクハタチチ姫との生活(くらし)に思いをいたし、

 

大層和まれたご様子でした。


「むかし昔、

 

コシの国(越前)のヒナルノ岳(現福井県の日野山、越前富士)の

 

神の宮(日野神社、福井県武生市)で、

 

木の実をお持ちになってお生まれになった

 

男女の御子がありました。
 

その種を庭に植えておいたところ、

 

三年目の三月(やよい)の三日に、

 

百(モモ:たくさん)の美しい花が咲いて

 

初夏になると香りの良い実が百(たくさん)なりました。

 

花も果も百(モモ)に付いたので、

 

この花をモモの花と名付け、

 

実をモモの果と呼び、

 

モモの木といいました。

 

 


 この若い両神(ふたかみ)の名前も

 

モモの木と実にたとえて、

 

男神の名をモモヒナギと名付け、

 

女神の名はモモヒナミと名付けました。

 


 因みにヒナ祭のヒナの意味は

 

一(ヒ)から七(ナ)までで、

 

まだ人(成人、一から十、ヒからト)になる前の若者のことです

 
 君と呼ぶのは、桃の木(キ)と実(ミ)のことで、

 

この時から男神の名前には木(キ)、

 

女神には実(ミ)と付けるのが習わしになりました。

 

(例:イサナギ、イサナミ)


庭の竹株に雀がたくさん集まって

 

籾(もみ)を入れるのを見ているうちに、

 

ふと閃いて、籾を醸してにごり酒を造り、

 

桃雛木(モモヒナギ)と桃雛果(モモヒナミ)神に、

 

竹筒に入れて献上したところ、

 

モモヒナギの神は大層このお酒をお誉めになり、

 

スクナミ神にササナミという神名を新たにくだされました。

 

このササナミ神は後にササケ山に祭られて、

 

サケの語源となりました。

 

この両神に捧げたお酒を、

 

桃の木(キ)と実(ミ)にちなんで

 

お神酒(ミキ)と名付けました。


 時は春、満開の桃の花の下で盃に酒を酌み、

 

先ず男神が女神にすすめて女神が先に、

 

逆さに写った月影をそおっと飲み、

 

後に男神が飲んでお二人は床に入られ交わりました。

 

これを、トコミキ(床神酒)と言います。


 お二人の愛の交わりは大層熱く、

 

室に閉じ籠ったまま

 

三日目の朝ようやく姿を現わしました。

 

たぎりつきせぬ情熱を冷まそうと

 

清流で寒川(さむかわ・氷川)を浴びた時、

 

二人の情熱は完全に燃えて昇華していきました。

 

その折に、袖を大(ウ)そう濡らしてしまわれたのが男神、

 

少(ス)々濡らされたのが女神。

 

それ以来、男神の名をウビチニ(大きくちびる)、

 

女神をスビチニ(少しちびる)と名付けました。


 このウビチニとスビチニ神の愛の炎は高く天に昇って、

 

これも古い伝えにある天地創造の頃の

 

ウビが煮えたぎる様を彷彿させるものでした。

 この様に多い(ウ)少ない(ス)を表わす

 

ウ・スのお名前の両神の美しいお姿は、

 

男神は冠(かむり)をかぶり大袖を召し、

 

袴をはいていました。

 

女神は小袖に上被衣(うわかつぎ)を召して、

 

二人立ち並ぶお姿(立ち雛)は雛形(ひながた)として、

 

永く今日まで伝えられています。


 この時、両神にならって八十人の有力な神様達も

 

皆妻を娶り、結婚式を祝うようになりました。

 

この後、諸民も皆妻を定めて夫婦となり、

 

この時結婚の風習が天下の法(のり)と定まりました。

 三年後の弥生の三日を記念して、

 

ここに三三九度のしきたりがうまれました。


 この日の宵に花の下でお神酒を酌み交わした盃に、

 

月が逆さに写り映えるのを楽しんで飲みほしたところから

 

盃(さかずき・逆月)の言葉もうまれました。

 

人々はこのサカズキを生んだ両神を

 

ヒナガ岳の神として末永く称えました。」
 

 

 

 

 



これが三々九度の由来、長いですね!

 

まさか、宇宙創成から始まるとは!!!

 

ペライチくらいでおさまるかと思っていましたが、

 

うかつでした!!!


 

 

 

 


 

 

 

 

一同:さて、明日の配信ですが👇

 

Youtube第33回LIVE配信

 

2月17日(金)7:00AMから、

 

 

 

(いつも朝はやくからすみません、コメント下さる皆さん、大感謝です🙏)

 

 

 

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