東大に受かる薬はありません | 外来でゆっくりお話ししたいこと

外来でゆっくりお話ししたいこと

病気になっていざどうしようと思ったときの豆知識

外来をしていてよく思うことですが、薬以外に治す方法を医師があまり持っていないのは問題だなあと思います。

 

残念ながら食事のこと、運動のことなどどのようにすれば健康に良いか話をきちんとできる医師はあまりいないのが現状です。(私はどちらかというとできません)

 

医食同源という言葉があるように(最近では某企業がEAT WELL LIVE WELLと言っていますよね)薬だけではうまくいきません。

 

マッサージ、鍼、灸といったものが西洋医学が普及しつつも残っているのはそういった部分があるのではないかと思っています。

 

薬だけでは病気は治りません。

 

自分の生命力と、自分の努力が健康を作り上げているということを忘れてはいけないと思います。

 

最近40歳が健康の定年という本のタイトルを見ました。

自分が努力しないで健康でいられる年齢の最長がそこなのだと思います。

 

薬では東大に入れません。

日々の努力が結果を生みます。

 

当たり前のことが病気に対してはあまり理解されていないように思います。

 

日々の健康は薬ではなく、自己努力が大切だということを忘れないでほしいな、と思います。

 

ドラえもんが現実になるまでは仕方がありませんね。

 

夢の薬