こんばんは
クリスマスになると、必ず読みたくなるお話があります。
『サンタクロースはいるのでしょうか?』です
8歳の少女が友達に、「サンタクロースなんていない!」と言われました。
本当はどうなのか?と知りたくなり、お父さんに相談したところ…
「新聞社ニューヨーク・サンに聞いてみたら?」ということで、手紙を書いたのです
「Is there a Santa Claus? (サンタクロースっているんでしょうか?) 」8歳少女が投げかけた質問
この質問に対して、論説委員の1人がお返事を書きました
その返事が社説欄に載りました。
答えは・・・
「There is a Santa Claus. (サンタクロースはいます。)」
私がとても好きなのは、この論説委員の説明です。
目に見えるものだけしか信じない悲しさ
目に見えないものの確かさと不変さ
そしてそれを信じることの素晴らしさ
彼はこれらを少女に丁寧に伝えました。
もちろん、ここには書ききれない素敵な表現がたくさんあります
(ぜひ、絵本やネットで調べてみて下さい)
私はこれを初めて読んだ時、自分の心にしっくりきました
そして、本気で返事を書いてくれた大人がいたことを、すばらしいと感じました。
自分も何歳になっても、そんな大人でいられるようになりたい
それ以降、いつも覚えていたいことの1つになっています。
原本は英語なので、クリスマスの授業で教材として使ったこともあります。
少女の手紙を読んで、英語で学生さんが論説委員になって返事を書いたり…
返事を訳したり…
この活動は学生さんも楽しそうに、真剣に取り組んでいるように思えました。
きっと、これが作り話じゃなくて、現実にあった話だからかな、と感じます。
ちなみに、この少女は大人になり教師になったそうです。
そして、この話を子どもたちに伝え続けたそう。
大切なことを教えてくれる、本当に素敵なお話だと私は思います
もちろん、いつか子どもたちに読み聞かせしたい本のリストに入っています
Nagi.