白ヤギさんから大量の便箋と封筒が届いた。

黒ヤギさんたら大喜びしてウナギを送った。

 

白ヤギさんは電話をかけた。

黒ヤギさんは留守電聞いた。

やっぱり声が聞きたくてお電話入れた。

 

お電話嬉しいありがとう。

うなぎも嬉しいありがとう。

近況報告は延々続く。

 

辛い話ばかりなのに、

なんで心が軽いのだろう。

白ヤギさんの声聞けるから。

辛いこと悲しいこと腹立つこと悔しいこと理不尽と思えること…

多すぎるから、

これはもう笑うしかない。

Hahaha… 

 

それにしても、

何かしら見えない大きなものに抗おうとすると、

途端に集中攻撃を喰らうという話、

 

しかも攻撃してくる相手がまるで見えないのだ。

中には、

相手と思しき者は、

全く無関係の単なる雇われ人間だった。

そんなことを仕事としてやる人間もいるのだと知る。

 

今は、

匿名で、

相手を不安や恐怖に陥れることが

いたって簡単にできるらしい。

 

資産をもっと

有効に立派に使ってはいかがだろうか

と思わずにいられない。