先日、
恐怖のシーズンがやってきた。
うちのサザンカの花が咲き、そこにやってくるオオスズメバチかなわんな。 ⇒ 粘着シート設置したところ、数時間で数匹捕獲
というような記事を書いたのだが、
続報を書いておこう。
出勤前にサザンカの木の枝に粘着シートを1枚ぶらさげておいた。
ラインで嫁はんから3匹粘着シートにひっついている写真が送られてきた。
昼休憩時に家に帰りシートを確認すると、1匹しかついていない。
しかし、下の植木鉢に数匹のオオスズメバチが粘着物質まとわりつけたままもがいている。
というところまでが、前回の記述。
よくよく確認すると、初日で11匹のオオスズメバチが粘着シートで捕獲されていた。
もう一匹、粘着シートについていたのだが、足についていたようで、もがきながら飛んでいった。
これ巣の中に持ち帰ってネバネバひろげてくれたらありがたいなと思った。
効果は抜群だ。
というより、こんなに飛来してきてたんかよ。って感じだ。
2日目は、昼休みに家に帰った時、シートには一匹もついていなかったが、2匹飛来していた。
シートに一匹も付いていなかったのは、私が外したわけではなく、もがいて重力で下にボトっと落ちてしまったようだ。
もしかしたら、仲間がもがいているのを見て、他の蜂が寄ってきて、次々と粘着シートに捕まったのかもしれない。
結局、2日目は捕獲ゼロ。
3日目はおとりとすべく既に死んでいる個体だが、下に落ちていた奴を、シートに貼り付けておいた。
すると、粘着シートに1匹。さらにシートに触って足か腹に粘着物質がついたが、飛んでいってしまったのが一匹。
やはり、粘着シートにおとりの仲間が必要なようだ。
あらためて、サザンカ オオスズメバチなどのキーワードで検索すると、この時期花の蜜を吸いにくるのは雄蜂らしいというような記事を見つけ、読むと雄蜂には毒針がなく、刺さないらしい。
それなら、飛来してきても過度に恐れることはないと思い、捕獲されたオオスズメバチの個体を確認してみると、見た目雄バチのような腹の長さは感じない。
炭用のハサミでつかみ、まだ息のある動いている奴を確認してみると、尻から毒針が出てきてるやんけwww
危な!
記事をうのみにして油断してたら、刺されるところやった。
結論、サザンカの花の蜜を吸いにくるのは、雄バチだけではありません。毒針のある雌のオオスズメバチも普通に来ています。
雄バチだけが来ているのなら、もう粘着シートの設置も今ある限りにして、サザンカの木もそのままにしておこうと思っていたのだが、考えが変わった。
残念だが、サザンカの木を切ろうと思う。
まあ、切る時期はオオスズメバチが来なくなる12月ごろの予定だが、まじ危ない。
庭の端の方ならまだしも、玄関の門扉の真正面、2,3年前から塀の中に宅配ボックスを設置しているので、丁度オオスズメバチが飛来してくるような時間帯に配達に訪れるドライバーさんにとっても危険だ。
私なら、オオスズメバチがいるかもわからないから警戒しながら、バドミントンのラケットを手に持って車を降りて玄関に向かうし、完全にいないことを確認してからでないと宅配ボックスのところに行かないのだが、宅配のドライバーさんたちにはそんな事、知る由もなく門扉を開けて入ってくるだろう。
すると目の前で静かにホバリングしてたオオスズメバチが急に何かが接近してきたものだから、ブーーンと威嚇行動に出るだろう。宅配ドライバーさんは驚き、手で振り払うかもしれない。
それで、オオスズメバチが威嚇から攻撃に転じてしまっては危険だ。もし数匹飛来してきていたら、総出で襲ってくる可能性がある。
これがオオスズメバチの怖いところだ。
一匹あたりの毒量が多い上に、数匹に刺されると死に至る危険性がある。
丁度いい樹高で、きれいな花が咲き、玄関に植えておくと映えるのだが、人の死のリスクを毎年負うわけにはいかない。
非常に残念だが、サザンカの木、伐採を決定しました。