昨年自身の車をミニバンの50エスティマからV37スカイラインに買い替えたのだが、嫁はんの車も今年13年目となり車検を受けて乗り続けるか、買い替えるかの選択に迫られていた。
嫁はんは2代目タントに乗っていたのだが、程度が酷い。
あちこちぶつけまくって傷だらけのローラならぬ傷だらけのタント。
塗装はワックスなど自分でかけたことはなく粉が噴いている始末。
時々コイン洗車で撥水コースなどをやっていたが、焼け石に水。
傷も、というより凹みで一番厄介だったのが、助手席側のリアタイヤフェンダーアーチの角とドアなどにかけての凹み。
キチンとした鈑金修理することなく、パテ埋めもりもりでとりあえず成形して缶スプレーで間に合わせ補修で紛らわしてた。
又、外装状態だけでなく、エンジンや足廻りも問題があった。
エンジンはアイドリング状態がよろしくない。バラツキがある。
エンジンの回転を上げる事なくトロトロとしか走らなかった結果、カーボンの堆積も酷い状態なのだろう。
又イグニッションコイルも問題がありそうだ。
セルモーター等の補機類やエアコンは大丈夫のようだが、カーボンやスラッジ溜まりまくりのエンジンならば、エアフローセンサーやO2センサーなどもやばそうだ。
それよりも問題なのが足廻りだ。
ゴムブーツ関係は4輪と?お破れており交換が必要なのは当然だが、ゴムブッシュ関係もカチコチ、ヒビ割れで交換が必要だ。
厄介なのが右前輪からの異音と違和感だ。
段差やデコボコの路面を走ると、ゴキっとかグキンとかいう嫌な音とステアリングに伝わる嫌な手応え。
何年も嫁はんの車に乗っていなかったのだが、今年の冬、大雪の時にスタッドレスタイヤを履いていた嫁はんの車で職場まで走った際に、そんな状態になっているのに気付いた。
前回車検の際に見送っている箇所も多いことだし、買い替える選択肢の方が濃厚になってきた。
で、何にするかって話だが、私の車がミニバンからセダンになっていることから荷物が多く積めるハイト系ワゴンが良い。
しかし、新車という選択肢はない。
どうせ、すぐに傷だらけになってしまうのがオチだ。
という事で、数ヶ月前からちょこちょこ中古車販売店を見て回っていたのだが、近場のBIGMOTORが巨大な展示台数を誇っていたので、どんな車がどんな相場であるのかなあと数回訪れていたのだが、犯罪行為が次々と暴露されていく中で購入対象から外れた。
さて、本題の車選びだが、嫁はんはタントが希望のようでワゴンRはお買い得車が多いものの興味を示さない。
実は嫁はんは初代ワゴンRのロフトというモデルに乗っていたのだが、内装なんかは今の車と比べると鉄板むきだしのところも多く商用車だった。
しかし、当時はそういうジャンルがなくセンセーショナルな登場であった。
今やその進化形のスーパーハイト系軽ワゴンが主流だ。
言い換えれば、ユーティリティ的にはどれも一緒、大差ない。
そうなってくると、程度と価格のバランスが重要な要素だ。
グーネットで色々検索すると、日産のデイズルークスが候補として上がってきた。
色々見ていると装備や性能がいいもののの方がお買い得感がある。
まあ、中古車はめぐり合わせだ。
買って後悔するようなタマもあれば、大満足の結果となることもある。
後悔しない為には、事前の情報収集と現車確認が重要だ。
走行距離が少ないからと言って、それが全て良しというわけではない。
ゴムブッシュとかショックのヘタリなんかはないだろうが、ちょい乗りの繰り返しでエンジン内部がすすだらけとかドライスタートで不調になっているが可能性もある。
大排気量車なら過走行はさほど問題ではないが、軽自動車となるとエンジン回転を上げ、負荷が掛かった状態で運転することも多いため、5万キロ以上走っているものは要注意だ。
それよりも前オーナーがどれだけ大事に乗っていたかが重要だ。
車検は12月なので気長に探そうとしていたのだが、たまたまスカイライン君の点検を受けに行った際に、デイズルークスハイウェイスターが4台展示されていた。
年式や走行距離はよく似たものだったが、ホワイトパールだけ結構高い設定であった。
いいなと想い、よく見てみると結構小傷やホイールのガリがあり、それを修復して乗り出しとなると結構高くなる。
そんな中、結果買うことになった車をチェックすると、ほぼ無傷。
エンジンルームもキレイだ。
アイドリングも安定している。
吹け上がりもいい。
内装も大きなキズ屋汚れもなく、前オーナーが大事に乗っていた感が伝わってくる。
走行距離はそこそこ行っているもののゴムブッシュの状態やショックの状態を見ると全然問題なしのレベルだ。
場内だが車を走らせてもらったのだが、つくりがしっかりしている印象だ。
後日嫁はんを連れて行き、同様に現車確認。
その日のうちに購入を決定。
そして7月末に納車となったのだが、ここでトラブル発生。
エアコンの効きが非常に悪い。
乗って帰る途中であったのだが、電話を掛け症状を伝え戻り、
結局その日は車を預け代車で帰る事となった。
納車前に冷媒液量やその他チェックし問題なしであったが、念の為エキパンを交換するとの事。
この日は非常に暑く35℃くらいあったのだが、家に帰る途中に部分閉店している商業施設があり、そこのガラガラの巨大な駐車場で車に慣れる為、車庫入れとかの練習をしていた。
コンデンサーに走行風が当らない状態で、炎天下アイドリングストップが時々かかるような状況では、エアコンの性能不足だ。
後日納車されてわかったのだが、ターボ車の為、エンジンルームがめっちゃ高温になる。
実際納車されてからも超暑い時の冷房の効きは改善されてはいない。
しかし、停車時にアイドリングストップをOFFにしておけば、最初の納車時のような状態は避けられる事がわかった。
話は変わるが、このアイドリングストップって鬱陶しい。
名目上の燃費を良くする為に生まれたクソ機能だ。燃費評価基準が変わり最新車では搭載されなくなってきている。
ボタンでOFFにしても次のエンジン始動時にはONになる。
そこでこのスイッチを常時OFFにするパーツもあるのだが、私がやった方法は、野菜のネームプレートを適当な大きさにカットし滑り止めに養生テープを貼った物をスイッチの隙間に差し込んでスイッチが押し込まれたままの状態=アイドリングストップOFFの状態にしてしまうというもの。
これにより、アイドリングストップ時のエアコンOFFとなる時間がなくなった為、耐えられない程の冷房の効きの悪さは解消された。
しかし、NA車や他の車と比べて効きが悪いのは確かだ。
高温となるエンジンルームからの熱の逃し方とかいい方法がないか探してみよう。
超長文になってしまったが、
日産デイズルークスハイウェイスター君だが、納車後約2週間経過しての感想は、
作りがしっかりしている。軽自動車特有のガタピシ音がしない。
これは軽自動車の中では最高レベルだと思う。
やっぱりターボはパワーがある。家の周りには坂道があり、タントなどではアクセルべた踏みで登っていた坂がスイスイ走れる。
流石にスカイライン君のようにスーっとはいかないが、NA車とは全然違う。
燃費はメーター内の表示で13km/Lと軽自動車としては良くないが、納車後猛暑日が続いているから仕方ないわな。
秋になったらどれくらいに落ち着くやろか?
まあ、こんな経緯でタントからデイズルークスに乗り換えたわけだが、タントの下取りは何と28000円也。
廃車費用かかるレベルのボロ車なのに28000円www
次に買い替える際には、もう少し価値が残るよう時々洗車撥水コートなんかを定期的にしてあげなければならないだろうな。
それよりも頼むからぶつけんといてくれ。