10年に一度レベルの寒波、なかなかスタッドレスに交換できない | とんきちのブログ

とんきちのブログ

おやじの会社員の備忘録です。
定期的な更新はしません。
気の向くまま、思い立った時に書き留めます。

今週10年に一度レベルの寒波が来るとマスコミでいやという程報道され、気象庁も不要不急の外出は控えてくださいとの見解を出していたが、

 

まさに寒波がやってきた。

 

これまで、オオカミ少年になることの多かった気象予報もかなり精度が上がってきて、前々日くらいならかなり当たるようになってきた。

 

普段は雪の全く積もらないエリアで生活しているので、雪が積もったら大変だ。

 

実家近辺では道路に雪が積もるということはなかった。

大学受験の時、寒波がやってきて肛門のところが、いや校門のところに雪が積もっており凍結もしていたので滑らないように気を使って歩いた記憶がある。

大学時代も移動手段は原付、電車、車であったが、全く道路の降雪は経験したことがない。

 

就職してからも、道路への降雪はほとんど遭遇したことがなかったのだが、

 

車で出張の際に、県境の峠を越える直前で急に吹雪はじめ峠に差し掛かることには数cmの積雪となりみるみるシャーベットから氷に変わっていった。どうにかこうにか峠を下り、平地のオートバックスで金属チェーンを買い車に積み、仕事を終えて帰る時には全く雪が消えて無用の長物となってしまった記憶がある。

 

また、クリスマス寒波が来た年には、寒かったものの全く雪は降っていなかったのだが、高速道路の上り坂にさしかかった時、急に吹雪始め、あれよあれよという間に目の前が真っ白となるほどの降雪、そして道路への積雪となった。

その時乗っていた車はMR2というミッドシップ2シーターの車で当然ノーマルタイヤだった。

全く降っていなかったところに急に吹雪始めたからといって、特に支障はないと思っていたのだが、吹雪く度合いが増して、路面がうっすらと白くなってきた。

まあ、気をつけて走らんとあかんなと急な加減速しないよう車間距離を十分とり走っていたのだが、前を走るトレーラーが高架になっている橋に差し掛かった時、あれ挙動がおかしいぞ!となった。

 

ゆるーい左カーブになっていたのだが、全長10m以上はあろうかというトレーラーが目の前でゆっくりと回転し始めた。

いわゆるスピンというやつだが、通常時のスピンと異なるのは、まるでスローモーションを見ているようにゆっくりと回転していた。

 

超奇跡的にどこにも当たることなく完全に360°まわって進行方向を向き停止した。F1ドライバーでもたまにしかできない神業だwww

 

そこから下り坂になっていたので、グリップを確認しながら、ずっと1速のまま坂を下っていき、平地になったら何事もなかったような状況になった記憶がある。

 

山坂道の気候って急激に変化し一瞬で路面凍結とかになってしまうんだなあと思った次第だ。

 

その後、鈴鹿四日市に出張した際に、寒波が到来し大雪が降った。

朝ホテルを出ると車に20cmくらいの雪が積もっていた。

当然道路にも10cmくらいの雪が積もっている。

その時は社用車でスタッドレスタイヤだったのだが、雪の積もった道路を本格的に走るのは初めてだった。

 

恐る恐る走り始めて、制動力を試したところ、こんなに止まるのかと驚いた記憶がある。

 

結婚して今の自宅に居を構えてから今年で25年になるが、通行に支障ない程度に降雪があったのは数度あるが、道路に雪が積もり、シャーベット、凍結になったのは記憶では2度ほどある。

 

私の家は小高い山というか丘の上にあり、どこかに行こうとすると坂道を通ることになるのだが、その坂道が凍ってすべって登れない。降りられないという状況になるのだ。

その二度とも朝イチはそんな感じだったのだが、午後からは雪も溶けて普通に走れるようになった。

 

しかし、今回の寒波は結構な奴だった。

 

夕方までは日差しもあり、まあ積もったとしても明日の出勤に支障がでるほどの状況にはならないなと思っていた。

しかし、直前の予報では18時から雪が強まり翌朝6時くらまで降り続けるような感じになっていたのだが、まさに予報どおりとなった。

さらにその強さが予報以上で短時間のうちに吹雪となり雪がつもり始めた。

 

翌朝はスタッドレスに替えている嫁はんの車で通勤経路調査してみて、スタッドレスでも無理なら徒歩で通勤、ノーマルタイヤでも通勤可能ならスカイラインに乗り換えて通勤しようと嫁はんの車で走り始めた。

 

まあ、どうにかなるが、ノーマルタイヤでは難しいし、嫁はんの腕でも難しいので、嫁はんは仕事を休むことにしたので、車の入れ替えの心配なく通勤できたわけだが、

 

気温が上がらず一向に雪が溶けない。

昼過ぎに主要道路の雪がある程度なくなり通行できるようになってきたので、一旦自宅に帰り車を入れ替えてに行ったのだが、スタッドレスでは全く問題なかったところが、ノーマルだと時々スリップする。

くさってもスタッドレスと実感した。

仕事先では積雪や路面凍結で出勤できない人が結構おり、今回寒波の強さを思い知った次第だ。

 

JR西日本ではポイントの融雪システムを作動させなかったせいで長時間の電車内缶詰めとなったり、新名神では1日を超える立ち往生が発生したりと大変であった。

今回被害を大きくした要因は、長時間低温が続いたことだろう。

 

これまでは近畿エリアでは降雪、路面凍結とかでトラブルになっても、東北のように数日続くということは稀で、昼過ぎ、遅くとも夕方には解消していた。

 

しかし、今回はずっと低温が続いたため、そのトラブルや道路の通行止めが解消せず、被害が深刻になっていった。

 

そんな、こんなで大変な一日半を過ごしたわけだが、

予報によると週末にかけても危ないとのこと。

 

そこで、見送っていたスカイライン君へのスタッドレス入れ替えをしようと、作業着に着替えスタートだ。

 

見送っていた原因である 車体の下に油圧ジャッキが入らない問題はスロープを購入しかさ上げをすることで対策。

あとはジャッキアップポイントはネットで調べ確認。

しかし、フロントメンバーのポイントが奥過ぎる。

サイドのジャッキアップポイントで1輪ずつ交換することにし、ジャッキアップしようとしたところ、上がらない。

くそっ、オイル切れかよ。ギヤオイルを注入し再度リフトアップ。

スロープのせいでかなり上まで持ちあげないとタイヤが動かない。

どうにか純正ホイールを外し、スタッドレスタイヤを履いているホイールに交換だ。

スタッドレス付きホイールをあてがってみると、懸念していたローターやブレーキのキャリパーへの干渉はないようだ。

ここからは速いぞ。

 

と思ったのもつかの間、

ボルトにホイール穴を通してナットを締めようと穴に入れようとすると全く入らない。

えっ。日産って60°テーパーの社外品ホイールで流用できるナットと違うん?と思うが形状がトヨタ同様の平台座となっている。

とりあえず、穴に入らないので元に戻し、調べてみるとスカイラインV37では平台座になっているとのこと。

 

ええええええええええ ってな感じだ。

 

しかし、エスティマ君で使っていたナットは使えない。

ねじ山ピッチが異なる。トヨタ1.5の日産1.25だ。

 

今週末の寒波は大丈夫そうだが、今シーズンまだあるかもわからない。

夜嫁はんと食事&温泉に行く前にオートバックスでナットを購入。

スロープとナットで予定外出費7000円だ。

 

当然温泉から帰ってきて交換することはなく、明日はもし積もったらまた嫁はんの車だな。と結論づけた。

温まった後に極寒の外でライト照らしながらホイール交換なんてやってられへんしwww

 

エスティマ君時代だったら十数分で済むスタッドレスタイヤへの交換がこんなに苦労するものだとは思っていなかった。

 

次の休みに交換しよう・・・・