Tポイント ピンチか | とんきちのブログ

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昨日私にとって結構衝撃的なメールを受け取った。

 

ヤフーカードがPayPayカードに変わります。っていう内容のもの。

 

へえ、そうなん。って感じで読んでいたのだが、これまでTポントとして付与されていたものがPayPayに変わりますとのこと。

 

昨年Tポイントの期間限定ポイント付与がPayPayに替わりラッキーと思っていたのだが、今後新カードで還元されるのはPayPayになるとユーザーとしてはうれしいかぎりだ。

 

期間限定ポイントってヤフーショッピングとかヤフオクとかでしか使えなかったから、PayPayになったら私の行動パターンからすると、ほぼ現金と同じ扱いとなる。

 

反面、Tポイント側の立場に立って考えると結構なピンチだ。

TポイントはCCCという企業が実質運営している。

CCCって何ぞや?カンタベリーか?ちゃうちゃうw

カルチャーコンビニエンスクラブだ。

ツタヤを運営する会社だ。

 

私が大学生の時に創業したようだが、私がよく通っていたパチンコ屋のすぐ近くの豊津ってところだということを後に知りびっくりしたことがある。

 

レンタルビデオ、CDで1980年代に一気に全国制覇をした企業だが、近年様相が変わってきている。

 

レンタル事業がここ数年で完全に様変わりしている。

昔は現物のビデオやCDを店舗で借りて利用後返して利用料金を払うというようなビジネスモデルが、ツタヤオンラインなどのようにネットで配信するというスタイルに変わってきた。

CCC本体はネットを基軸としてビジネスに舵をきることができるが、フランチャイズ店は結構大変だろうと思う。

 

これまでのビジネスモデルが成り立たなくなってきているのだから。

CCC本体も無傷ではない。フランチャイズビジネスからの収益が見込めなくなる。どんだけとってたかは知らんが。

 

CCCはそういう事業以外にも、Tポイントというものを創設し、Tポイントアライアンスというところが、社外提携先と契約を結び、Tポイントの発行、データ管理を行うというCRM事業を展開している。

 

それが今回のニュースでそのビジネスモデルがちょっとやばいんとちゃうん?と思った次第だ。

 

元々Tポイントアライアンスが立ち上がった時は、CRMという概念が流行り出した頃で、まだポイント制度を導入していない企業、業界も多かった。

 

もっと昔で言えば、ブルーチップやグリーンスタンプなどがそのビジネスモデルの先駆けなのだが、それらはあくまで景品との交換を前提としていた。

Tポイントはネットショッピングで現金に近いかたちで使えるということでかなり普及したと思う。

しかし、電子マネーがこれほど急速に世間に普及するとは考えていなかったのだろう。

 

完全に出遅れた感がある。

 

これからTポイントがどうなっていくか?

しばらく注視してみよう。