一昨年フルモデルチェンジした3代目プリウスだが、世界的に販売台数が激減しているらしい。
激減の要因は色々とあるだろうが、
私が思う要因を影響の大きいと思うものから順番にあげていくと、
①はなんと言っても、デザインだろう。
フロントマスクはまだいいとして、あのリアビューはひく。
夜になるとあの鳥居マークが浮き上がる。鳥居といえば聞こえ
はいいが、あれ繁華街の近くの壁に書いてある立ちションよけ
の 鳥居マークに見えてしかたない。
アンチトヨタからは評価されるかもわからないがトヨタ派や
2代目までのプリウスを買ったような層からは毛嫌いされる
デザインだ。
私の印象では後で出たプリウスPHVなら買えるデザインだ。
けどHDのプリウスはいらん。新車が200万円で買えるって
言われてもいらん。
②次に価格だろう。プリウス自体の価格も実質10%値上げと
なっているが、他に低価格のハイブリッド車が多く出回って
きたということが大きい。トヨタ自身が発売しているアクアなど
プリウスと比べると割安感が強い。
プリウス自体、300万円超の車だからひと昔前だったら
高級車の部類だ。けど内装レベルはカローラクラスだ。
ハイブリッドを買う層は色んな(人種)がいると思うが、中でも
経済性を最重視するような層からは完全にそっぽを向かれた。
この層が結構うっとうしい層で、自己中心的な運転をする奴が
多い。信号待ちからの発信が遅い、前の車と異常に車間距離
を開ける。発進ノロノロなのに急にスピードあげる。
などなど
パッシングライトのスイッチがミサイルのボタンだったら一番
撃っているのがプリウスだ。
あとはカタログ上の燃費改善はしたが動力性能が据え置きとか
トレードオフをする項目を間違っているとか
そんな感じだ。
これを打開するには、
早めにデザイン面をメインにしたビッグマイナーをするか、フルモデルチェンジをするかどちらかだ。