タイガーウッズが”飲酒か薬物”で車を運転し逮捕というニュースが流れてきた。
それに添えられていた顔写真がピーク期のタイガーウッズとは似ても似つかぬダウンタウンを根城にしているチンピラ、というようり浮浪者みたいな顔、目つき・・・・
まじか・・・
タイガーウッズと言えば、全盛期は誰も手をつけられない最強のゴルファーだった。180ヤード以内ならほとんどベタピンにつけてバーディというイメージが残っているが、あの事件以来低迷を続けている。
あの事件とは、タイガーがセックス依存症で多数の女性と関係を持っていたこと、真相はわからないが当時の妻がタイガーになんらか危害を加え交通事故を起こしてから、ツアー出場をしばらく見合わせた。
その時の危害というのが、選手生命を絶つレベルのものなのだったかどうかはわからないが、その事件を境にタイガーウッズのピーク期は終了した。
この事件がなければ、確実にすべての記録でジャックニクラウスやアーノルドパーマー、ベンホーガンを抜くと思っていたが、その時点でほぼ終了した。
この記事を書くのに、ウィキペディアで確認して驚いたのが、最多勝利数は先のレジェンドたちではなく、おそらく一般人は名前を知らない人であった。
その名前は、
サム・スニード
知らんやろ
タイガーが79勝で通算勝利数2位なのだが、サムスニードは82勝なのだ。
私も名前くらいしか聞いたことがなかったのが、そんなに勝っていたとは全く知らなかった。
まあ、そんな驚きの小ネタもあるが、元の話題のタイガーなのだが、
全盛期の頃に思っていたことがあった。
それは、あまりにも研ぎ澄まされた緊張感ピリピリの状態でプレーをしているのではないか?ということだった。
タイガー全盛期のプレーは、心技体が全て最高レベルでバランスがとれてこそ、あの結果が出たのだろうと思う。
そのバランスがちょっとでも崩れると不調に陥るのではないかという懸念を持って見ていたことを思い出す。
我々素人レベルとはくらべものにはならないが、ゴルフは心技体のバランスが重要なスポーツだ。ほとんどそれと言っても過言ではない。
手と腰と足と頭、目、力の入れ加減、パットのプレッシャーなどなど、どれか一つ崩れるとスコアはまとまらない。
素人でもパットのプレッシャーは結構なものがある。
初めて100を切るかどうかのパットや90を切るかどうか、80を切るかどうか、パープレイできるかどうかなど様々な場面でプレッシャーが襲ってくる。
何もプレッシャーのない場面では1.5m程度のパットであれば簡単に入るだろうが、それが先のような場面になると結構外してしまう。
それがゴルフだ。
また話が横道にそれたが、
タイガーは10歳ほど年下なので、昔からあこがれていた存在というわけではないのだが、やはりプレーに感化されて、あんなプレーが出来たらなあと思っていた。
だから、ゴルフDOでナイキのタイガーウッズモデルのアイアンを見た時には思わず衝動買いをしてしまった。
フェイスが小さく鍛造のマッスルバック、シャフトはDGのX100
かなりゴルフのブランクがあった私には使いこなせないスペックのアイアンなのだが、やはりそこは形から入る私だwww
買っちまったww
流石に難しい
ミスがミスとして出てしまうクラブだ。
プロならアイアンのフェイスには同じところにボールの打痕がつくのだが、私の場合はフェイスに万遍なく散らばっているwww
下手くそかっww
多分簡単なクラブに替えればスコアは5くらいは良くなるだろう。
しかし、きちんと打てた時の切れ味と音、打感はやめられないものがある。
ここ数年のタイガーは腰の故障で出場もままならい状態が続いているが、それでも往年のプレーを見てきた私にとっては復活を願うばかりであった。
が、今回の逮捕のニュースの顔写真を見て絶句した。
もうオーラが完全に抜けきってしまっている。
恐らくこれからツアーに復活したとしてももう勝てることはないだろう。
全盛期が凄すぎたために非常に残念だが、これも時の流れなのだろう。