熾烈なシード権争い | とんきちのブログ

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LPGAツアーも終盤となり今週は愛媛で開催の大日本製紙エリールレディスオープンだが、イボミの年間賞金女王が決定した。

 

今週は今のところ26位くらいでのホールアウトだが、シーズン通して安定の強さだ。

 

今週の試合はこの賞金女王だけでなくシード権争いも注目の的である。

シード権とは翌年度ツアーにマンデー予選とか主催者推薦とかによらず、出場を希望すれば出場できる権利なのだが、上位50人に付与される。

 

だから、50位以内に入るか51位では天と地ほどの差がある。

 

51位になってしまえば、出場したくても上位の不参加や推薦がなければ、マンデートーナメントから勝ち上がるか、QTを勝ち上がって準シード権を得るかしかない。

 

今週開始時点で、48位金田久美子、49位藤田光里、50位茂木宏美、51位香妻琴乃、52位に藤本麻子、53位一ノ瀬優希となっている。

そして金田久美子が予選落ちとなったためシード権争いがより熾烈になってきた。

 

藤田光里も最終ホールでショートパット外してダボとしてしまうし藤本麻子は終盤イーグルでジャンプアップするし混沌とした状況となったが、藤本がランクイン、茂木宏美が51位へとランクダウンという結果となった。

 

次の最終戦は賞金ランキング25位以上の者しか出場資格がないため、これでほぼ確定だろう。

茂木までが2000万円以上だ、50位金田との差は約30万円、これは茂木にとっては非常に悔しい結果だろう。

本当に今シーズンのどこかで1パット少なければ50位以内に入っていたということだ。

 

海外を主戦場としている女子プロを除いて、シード落ちした主な選手は、

香妻琴乃、森田理香子ら、特に森田は賞金女王までなったプロだが、近年不振にあえいでる。

このブログを書きながら賞金ランキングを確認していて一番驚いたのが、堀奈津佳が賞金0円となっていた。最小スコア記録で優勝したのが数年前だが、今年は8戦に出場していたようだが、すべて予選通過できなかったということか・・・

参加するためには諸々の費用が掛かるが、予選通過できなければ持ち出しの赤字だ。

厳しい世界だ。

 

 

 

さて来年はイボミがまた強さを見せるか、はたまたニューフェイスが現れるか楽しみだ。

 

個人的には松森彩夏、堀奈津佳、大和笑莉奈、木戸愛あたりが毎週上位争いをしてくれたらうれしいのにと思う。