SONY凋落の要因 その2 | とんきちのブログ

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SONYの業績が回復しない、失われたアイワのDNAというニュース記事を見て、このタイトルのブログ記事を書いたなあと思い、いつだったか探してみると2012年8月2日のブログにあった。

その時の内容はこうだ。
ビデオカメラのナイトショットいう機能について、昔はカラーで量販価格帯のモデルについていたのに、今はドデカイハイエンドモデルにしか設定されていない。この機能をほしいのは子供とかペットの寝顔などを撮りたいファミリー層なのではないか?的外してるんじゃないか?

そこでソニーのHPに意見・要望として先の要旨を伝えたのだが、返答はテンプレの「ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。」だとよwww
恐らく総務かどこかの部署で来たメールにテンプレ返信し、マーケティングや開発の部署に伝わっていない感がまるわかりの返信のタイミング。「面倒くさいな、いちいちこんなメールしてくるなよ」という返信者の心の声まで聞こえてきそうな感じだ。


マーケティング力が秀でてて支持されていた企業なのに、そのマーケティングで消費者のニーズ・ウォンツを掴めなければ凋落の道しかないのでは?


一時的に不動産売却益などで黒字化を図ったが、これはあくまで一時的なものであって本業の凋落を止めるのとは別のことだ。
これに似た傾向がマクドだ。大幅な店舗閉鎖、リストラで一時的に最終損益が回復したかのように取り繕ったが、決して本業は順風満帆とはいっていなかった。というよりも危機的状況が日々日々悪化していった。

1年で大幅な赤字を出してでもリストラをやり遂げるというトップの方針であったが、本業が立ち直らなければ、単なる頑張ります宣言に過ぎない。
いくら費用を抑えたところで入ってくるものがないのだから事業継続は難しい。


SONYよ!
もう一度原点に立ち返って、消費者が何を求めているか、お客様の声に真摯に耳を傾けウォンツ商品の開発に全力を尽くせ。
そしてアップルに負けないような我々があっと驚くような新製品、今までになかったものを提供してくれ!
それしかないぞ