人間って…

一人で生まれて
そして…一人で一生を終えていく


しみじみ最近実感した



去年12月末

祖父の癌が再発し
転移してる事が発覚した

そして…今月の6日に転院
し検査



結果は…


『膵臓癌』末期だった

膵臓は、ほぼ全滅状態で
肝臓は8割型ダメに

お腹は覆水がたまりﾊﾟﾝﾊﾟﾝに張り食事も採れず点滴のみ


13日にとうとう祖父の余命が告げられた


それは…あまりに短い

『2ヶ月』
だった


祖父は家族にも弱い所を見せたくない気持ちと看護師ｻﾝ達に迷惑かけないようにとすごく気を使い

身体中がかなり激痛してるハズなのに…
痛みに耐え


『な～んも痛くない…大丈夫だよ』

と我慢しているのが伝わる

点滴が漏れて腫れてる腕をみて看護師に言うと


『ちょっとだけ…』

何かをしてもらう度に

『すみませんねぇ…』

と申し訳なさそうにいう
祖父


人柄が滲みでてる…

2日前には、頑張って牛乳とみそ汁を少し飲んだらしい


今日は面会に行くと


微熱があり頭には冷やしたタオルと水枕


ぐったりする祖父を見ていると長くない事が頭を過ぎった


いつも弱きを吐かない祖父の口から

『息苦しくなってきた』


と聞いて


『大丈夫？』

としか言ってあげられない何もしてあげられない自分が情けなくなった


お酒が好きな祖父

『退屈だし焼酎飲みたいな』


なんて


自分でも長く生きていられない事を察知しているかのように思えて失言した