手放す | とんこの喜怒哀楽

とんこの喜怒哀楽

いろいろあるから毎日楽しい!

毎年恒例の三輪明神への初詣。

今年は、2日じゃなく、3日に行ってきた。


ここで、おみくじを引くのが恒例行事。

ひいたおみくじを一年間財布の中に入れて持っておく。

何かあればいつも見て、がんばろうって喝を入れる。

私を支えてくれているおみくじ。



ここのおみくじ、昔っからずっとずっと
私の気持ちにぴったりなことが書かれている。
どうとも読み取れる!ってことなのかもしれないけど、
私の一番心の中にある言葉が書かれている。


だから、三輪さんのおみくじは

私が思いを持ち続けるのを支えてくれる、

私が思いの方向へ進むのを後押ししてくれるもの。



さて、今年はなんて書いてあるのかな・・・



さっそくおみくじを引いた・・

でも、不思議なことにぴたっとこない。



凶であまりいいこと書いてないからかな・・


今までだって凶が出たこともある。

凶の時だって、なるほど!今はそういう時期だ!ってぴたっときた。


でも、今年は私の心に響かない。



毎年のルーティーンだから、去年のおみくじを結んで、

今年のおみくじを財布に入れて・・・


そうしようとした瞬間に今までまったく感じなかった思いが

心の中に生まれた。



おみくじを結んで帰ろう。

もう、おみくじに私の心を支えてもらわらなくても大丈夫。

今、私は迷ってない。

これからも迷わない。

だから、もう私はおみくじをずっと持っていなくて大丈夫。


私は変われた。

迷わず私らしく生きることができる。

迷わず大切なものを大切って言える。



実は、こんな風に感じるのは、このおみくじだけじゃない。

私が変われたことで、

今まで必死に守ろうとしていたことや

今までしがみつこうとしていたことや

今まですがりついていたことを

自然と手放すことができている。




手放す・・・・

そっと手を放す(開く)

本当に大切なものは、手放しても逃げない。

手放さなければ、手に入らない。


昔、聞いたこの言葉を思い出した。



おみくじを握りしめるのはもう終わり。


今まで、本当にありがとう。

思いを込めて、去年のおみくじと今年のおみくじを結んだ。



また、来年も三輪さんへ初詣に行こう。

神様のいる場所に、ありがとう・・と言いに行こう。