失われる命の色 | トン吉の爺チックなblog

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年とるってのは細胞が老けることであって魂が老けることじゃないよ^^

こんにちは いつも blog訪問ありがとうございます。

世界的にも希少な野生生物が生息する日本の田んぼ

そろそろ 田植えの準備も始まり 各河川や用水路は

 

 

茶色く濁ってきます。これは 田んぼに水を入れるん

時に起こる現象です。田植えが終わり 暫くすれば
川など水は 元に戻ります。

 

 

色とりどりにきらめく淡水魚 様々な姿や生態が見ら

れる水生昆虫 水辺の守り主のようなカエル・イモリ

などの両生類。かつて身近にいたこれら生きものの多

 

 

くが 絶滅の危機にさらされています。このままでは

命あふれる田んぼの風景は、日本から消えてしまうか

もしれません。そのような事にならないよう 田んぼ

 

では無農薬で 稲を育てたりするのが理想的でしょう。

しかし 稲を食べてしまう害虫などが存在するため

仕方なく農薬を使用してしまいます。

 

日本の水田

 

日本の水田は 世界的に見ても生物多様性の豊かな生

態系で 5668種もの野生生物の生息が確認されてます。

しかし 水田の面積は 1960年代から2000年代までの

 

間に約24%減少。農業の近代化に伴い 土の水路が

コンクリートで覆われる等 大きな環境の変化にさら

されてきました。加えて 人が持ち込んだ外来種

 

影響や密猟も 日本固有の水辺の生きのの脅威となっ

ています。その結果 日本産の汽水・淡水魚の42%

絶滅したか絶滅のおそれのある危機的状況に陥って

 

います。このような魚類の多くが水田やその周辺水域

に生息しています。これらを守っていかないと いず
れかは 全て絶滅してしまうでしょう。

 

やがては 人間界にも何らかの影響が出てくるかと
思います。今回は 真面目な話題をしました爆  笑