当面の大きな関門だった、篠山ABCマラソンを終え、気持ちに少し余裕ができましたので、映画を何本か観ています。

 

もう少ししたら、店を営業した後に、来月の長野マラソンへのトレーニング調整を本格的にするまでの間、映画をもう少し観て、心を豊かにしようと考えています。

 

なお、今日、ご紹介するのは、イギリス史上初のスキージャンプオリンピック代表選手であるエディ・エドワーズの半生を描いた、「イーグル・ジャンプ」。

 

 

幼いころから、オリンピック選手に憧れていた、近眼で運動音痴なエディは、到底無理な話だと周囲からは馬鹿にされていた日々が続いていた。

 

そんなある日、イギリス国内にスキージャンプの有力選手が誰もいないと知ったエディは、スキージャンプのイギリス代表選手になるため練習場があるドイツの雪山へと向かう。

 

そこでエディが出会ったのは、過去に天才スキージャンパーと称されていたが、傲慢な態度と素行不良が原因でスキージャンプ界を追放され、今では練習場の整備係にまで身を落としているブロンソン・ピアリー。

 

エディはピアリーに自らのコーチになってほしいと頼み込むが当然相手にされないけれど、自己流で、スキージャンプに本気で打ち込み大怪我をしてまで練習に臨むエディの姿を見て、かつての情熱を取り戻したピアリーは彼のコーチを引き受けることになり、2人のオリンピックへの挑戦が始まった。

 

実話だからこそ、その無謀なチャレンジを形にた、エディに拍手を送りたいと思いました。

 

エリートランナーからすれば、僕のような、ちっぽけな市民ランナーは、吹けば飛ぶような存在だろうけれど、でも、そこには、わずかばかりでも、輝きがあると信じて、また、次の大会に望みたいと、エディの姿を見て、あらためて、思いました。