今大会のように、前の日店を営業して、夜中に、現地に移動、着いてすぐ走り、走り終われば、ほんの少し現地で数時間滞在して、すぐ戻り、翌日は、朝から、通常営業、何が楽しいんだか、妻にも、お客様からも、よく呆れられることもあります。

 

でも、僕自身、旅行は、名所をいくつも観光するより、自然豊かな地の日常の姿、普段は車でしか通れないような、幹線道路を、ただ景色を楽しみながら無心で走る、一見、無駄のように思われるかもしれませんが、東京にいると、いつも時間に追われるように、日々を過ごしているので、心が落ち着き、明日への糧を得られるような、貴重な時間だったりします。

 

昨年は、同日、第1回鹿児島マラソンを、桜島の雄大な姿につつまれながら、走ったのも、記憶に新しいこと、全国いろいろな大会に出場することで、それぞれの地で、時に、いくつも感動することがあったりします。

 

今大会の参加記念品は、大会Tシャツなのですが、受け取って、そこの添えられた、言葉がに目を奪われました。

 

「 篠山ABCマラソン ようこそ篠山へ

 わたしたち精神障碍者は、社会復帰を目指して、お互いに支え合い、励ましあいながら、みんなで頑張っています。

 このTシャツは、わたくしたちの手で心を込めて刷りあげました。  

   しゅうろう継続支援(非雇用型)ふるさと館みちくさ 」

 

どの大会も、大会Tシャツを着て、僕は、走るのですが、この言葉を読んで、百万力輝の力を得たような心持ちになりました。

 

当日、天気は快晴、号砲が鳴り、1万人を超えるランナーが、順番に、スタートしていきます。

 

 

 

歴史情緒あふれる城下町や美しい田園風景、特に、高齢者や子供たちの姿が目立った、沿道からの熱い声援や、名物の「しし汁」のおもてなし、兵庫県知事の言葉の「成熟時代を迎え、地域創生が求まられる今、その原動力は、人、地域、社会の元気です。それだけに、人々の夢や感動を与え、多くの出会いと交流を育むスポーツへの期待が高まっています。」という言葉には、思わず、頷きます。

 

 

 

 

 

早春の丹波路、丹波篠山の雄大な自然や澄んだ空気を体全体で感じながら、快調に前に進んで行きました。

 

今回の大会にあたり、昨年夏に出場した、北海道マラソン同様の過酷な、今年最大の関門大会の、来月出場する、長野マラソンを、より可能性の高く、制限時間内の完走をするため、足の運び方を、今までより、少し変えて、走りました。

 

ただ、まだまだ慣れていない、その走りで、使う脚の筋が、35キロ過ぎとゴール前ラスト2キロに悲鳴を上げましたが、その痛みを、気合で克服し、無事にゴールすることができました。

 

今月26日の第3回練馬こぶしハーフマラソンで、さらに、この走り方を磨き、4月16日の第19回長野マラソンへの勝負の時を迎えたいと思います。