久しぶりに、また、映画を観ました。


作品は、「今度は愛妻家」。


僕がまだ独身だった頃、女性から「芸能人でいうとどんな人がタイプ」とよく聞かれた時に、「薬師丸ひろ子」といつも答えていました。


薬師丸ひろ子は、たしか「野性の証明」のオーディションに合格して、高倉健と共演してデビューしたと記憶していますが、その映画のイベントに僕の兄が行って、たくさん写真を撮ってきたので、その写真は今も手元にありますが、今はすっかりお母さん役も板に付いて、当時とはまた雰囲気も変わりましたが、とてもチャーミングなところは今も同じですね。


とてもいい映画でした。最初の話の展開から、途中で思わぬことがあったことが分かって、魂が揺さぶられる思いがしました。大事な人は、身近にいるということに、あらためて気がついた思いがしました。


妻は身近で、若い頃は、どうしてもお互いの考えがぶつかるし、子どもができると、妻の気持ちは、子どもの方に100%近くに行って、何だか寂しく思う時期も長く続きましたが、最近かな、子どもたちが大きくなって前ほど子どもから頼りにされなくなったからか、急に僕にも優しくなってきてくれるようになった気がします。


夫婦で気持ちのすれ違いは、いつでも起こるし、お互いにぶつかり合うことこそ、それを失った時に、結構幸せだったなぁと思うものですね。


豊川悦司は、はずれの映画も多かったのですが、久しぶりに良かったです。


それと、何より、石橋蓮司、はずれのない役者ですが、オネエ姿もさすがです。


実は、この映画以外にもう1本、「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」も半分ほど観て、とてもテンポがよく楽しい映画でしたが、DVDを返却する時間になったので、泣く泣く途中で返しました。


成海璃子や桜庭ななみには、若い頃の薬師丸ひろ子と同じパワーを感じました。


仕事の流れを見て、もう一度借り直して、後半部分を観るのが、楽しみです。


「いやぁ、映画って本当にいいもんですねぇー」。