昨日お書きしたブログに、先ほど、てんうしさんへコメントしましたが、何だか自分の心の叫びのようなことをお書きして、恥ずかしい気持ちでいます。


それはさておき、昨日はうれしいことがありました。


夜8時からテレビ中継もされたボクシング、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、挑戦者の下田昭文選手が、見事世界初チャレンジで、ベルトを腰に巻いたことです。


下田選手は、僕が初めてボクシングをリングサイドで観戦した、2007年の4月9日後楽園ホール、店のお客様の三迫ジムの所属選手だった相澤国之選手のタイトルマッチを応援に行っていましたが、ダブルタイトルマッチとして別の試合、その日のメインイベントで、挑戦者として登場していました。


日本スーパーバンタム級タイトルマッチで、チャンピオンの山中大輔選手に、1ラウンドから、がむしゃらに下田選手はパンチを出し続け、激しい打ち合い、確か、判定にもつれたと記憶していますが、見事、初タイトルを奪い、その日の会場を1番盛り上げ、とても印象に今も残っています。


僕のイメージは、あしたのジョー、まさに矢吹丈そのもの、昨日は、お客様が店にいらして、落ち着いて下田選手の試合を見れたのが、7ラウンドからでしたが、相変わらず、がむしゃらなファイトはまったく変わりませんでした。


この3年弱の間、2敗を経験、挫折したこともあったようですが、海外に修行に行ったり、元々高校受験を失敗してから、たまたま家の近くの帝拳ジムに飛び込んで、雑草のように鍛えて、丸11年かけての世界初挑戦、素晴らしい結果で、とてもうれしく思いました。


後楽園ホールでの下田選手は、もうちょっとヤンキーっぽくて、やんちゃな印象でしたが、昨日は、かなり落ち着いていて、体を見ても練習を重ねているのがよく分かりました。


チャンピオンの李選手も、ポーカーフェイスな感じに味があって、下田選手は3回、李選手は1回相手をそれぞれ倒した、凄い試合でした。


雑草魂、良い言葉ですね。


日本も、先日のサッカーの試合に続いて、この下田選手、そして、ダブル世界戦の内山選手、世界を相手に立ち向かい結果を出す姿勢は、とても心に勇気をもらえます。


何より、今後も精進して、下田選手に末永くチャンピオンでいてほしいと思っています!