こんにちは😊
以前、皮膚科で処方されたニキビ治療薬のイソトレチノインについて、処方された分の服用がすべて終わったので結果報告です💊
服用されたのは、20mgを30日分。
お値段は9,000円です。
1日1回、私は夕食後に服用しました。
イソトレチノインを処方する他の皮膚科や美容外科ですと、診察内容などもあるとは思いますが15,000~40,000円するらしいので、9,000円となればかなりお安いと感じます。
結果報告の前にイソトレチノインについて紹介させていただければと思います。
■イソトレチノインとは
イソトレチノインは、ビタミンA(レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体を抽出したものです。
イソトレチノインを服用すると、
・ニキビの原因となる皮脂腺が小さくなる
・角質による毛穴詰まりを解消してくれる
という作用があります。
ニキビは肌のターンオーバー(肌の細胞が一定周期で生まれ変わる事)が滞り、そこに皮脂腺から分泌される皮脂が詰まることが原因となります。そこに、アクネ菌をいう細菌が感染することで炎症が起こり、痛みが伴ったり、赤く炎症します。
そのため、ニキビ治療にとって皮脂腺が小さくなることはかなりのメリットと言えます。
服用するのは食後であればいつでもいいそうですが、医師からは食後、満腹の時が一番効果が出るとアドバイスをいただきました。
■イソトレチノインのメリット
・他の治療で治らなかった人も治療可能。
保険適用の薬はたくさんありますが、それでも治らなかった場合はイソトレチノインを最終手段としても良いのではないのでしょうか。
・ある程度の期間と量を服用することで、再発しにくくなる。
■イソトレチノインのデメリット
・保険適用外
服用する量や病院によりますが、30日あたり15,000~40,000円程かかりますし、1年ほど服用を続けることで再発しにくくなる状態になるようなので、そうなると費用の負担は大きいものかと思います。
・女性の場合は、妊娠中・妊活中は服用できない
妊娠中に服用すると、赤ちゃんの奇形の発生率が高まるそうです。
私も問診の際や医師から妊娠はしないよう注意を受けました。
・乾燥する
イソトレチノインを服用していると、先ほどもメリットに挙げた通り皮脂腺が小さくなるため、働きも弱くなります。そのため、肌がとても乾燥しやすくなるので乾燥肌の人は、乾燥する時期だと使いづらいと思います。
■イソトレチノインを服用した結果・経過
お分かりでしょうか?
1日目と30日目を比べると赤みもだいぶ落ち着いてきていますね。
特に左側の写真なんかだとよくわかります(笑)
■イソトレチノインを服用してみて実感したこと
私は、脱毛サロンの全身脱毛の施術により全身やけどのような症状を起こし、顔も酷く荒れてしまったことがニキビや毛嚢炎の原因だったと思います。アクネ菌の感染拡大などいろんな要素があったんでしょうね。最初はスキンケアのみでどうにかしようと思ったのですが、どうにもならず、そこから1ヶ月程経過したときに皮膚科へ行きました。ニキビなどについては、結局は皮膚の「病気」なので医療に頼った方が良いと判断したからです。偶然転居することになったことから、イソトレチノインを処方した医師と出会ったのですが、診察や保険適用の薬の処方を繰り返しているうちに「その状態ならイソトレチノインを1ヶ月程服用したらだいぶ良くなるよ」ということで半ば強引に処方されましたね(笑)
でも、後悔などはしておらず、むしろよかったなと思います。痒みなどもだいぶ治まりました。
そして、これは医師にもよるとは思うのですが、服用されるときに医師に「スキンケアなどは不要」「洗顔も最低限でいい」という説明を受けています。ただ、言われた通りに服用していると14日目ほどで鼻の毛穴汚れが目立つようになりました。今まではスキンケアで綺麗に保っており、本当に鼻の毛穴汚れはストレスだったので、医師にも相談せずスキンケアをするようになりました。ですが、薬の効果もきっとあったと思うのですが、スキンケアは服用前と変わっていないのに鼻の毛穴汚れが過去一綺麗になりました。小学4年生からコンプレックスだった鼻の毛穴汚れ…やっと綺麗になってきました…。
副作用について、乾燥はもちろん出ましたね。私は超乾燥肌の人で、冬なんかだとお風呂上りは即乾燥して肌が痛いですし、保湿をしても手や足の裏の皮膚が切れて出血するような人です。イソトレチノインを服用する際は乾燥がとにかく心配でしたが、まぁ的中ですね。寝起きにあくびをするために口を大きく開けると口は切れて出血、唇はボロボロ、身体も皮膚がガサガサに…。
あとは、乾燥肌になるせいか、副作用としてニキビが出るようです。これは長期的に服用していればなくなるかとは思いますが…。経過報告でわかりやすいのは、「服用11日目」と「服用29日目」の左側の写真の顎あたりを見ていただくと「服用29日目」には赤い蚊に刺されのようなものがあるのがわかると思います。これは、「服用29日目」を撮影する3日ほど前に発生したニキビです。「服用29日目」の時にはだいぶ治まっていますが、発生した時は中に液体が入っているような感触でした。
申し訳ないのですが、副作用としてニキビが発生する理由が乾燥のせいかというのは憶測でのお話になります。
ただ、イソトレチノインを服用しているのにニキビが大量発生したり、それを「好転反応」という医師がいれば使用を中止したり、セカンドオピニオンを受けることを推奨します。
ちなみに、好転反応というのは治療の過程において改善に向かう最中に起こる、一時的に悪化した身体反応のことです。イソトレチノインでいえば、ニキビを改善する薬なのに、逆にニキビが悪化している状態です。この「好転反応」というのは、科学的根拠はなく、厚生労働省でも注意を呼び掛けています。まぁ、自分たちの商品や薬を売るために好転反応と伝えたり表記しているものですしね。
今回は30日間イソトレチノインを服用したのですが、一応は改善の方向に向かっています。痒みや赤みもだいぶ良くなってよかったです。本当は長期的に服用すべきだとは思いますが、乾燥に耐えられる気がしないのでここまでにしようと思います…。あとはスキンケアや衣食住で改善を試みて、難しいようであれば保険適用のニキビ治療薬を処方してもらおうと思います。イソトレチノイン服用後の経過も報告させていただきますので、見かけた時にはぜひ目を通してみて下さい。
最後まで読んでくださりありがとうございました😊💞
↓推しスキンケア。脱毛サロンで全身荒れ、治療後のガサガサ肌に塗っていました。
全身すべすべ、しっとりになりました。
薬用なので、ニキビにもよく効きますよ😊