ドラムの騒音がご迷惑を掛けるので、菓子折りを持ってご挨拶に行ったのは5軒。
前の記事で追加で行った2軒については書いた。
最初に行った3軒についても書いておきます。
1軒目。
道路を挟んだお向かいさん。
90歳くらいのお父さんと、離婚して戻って来た娘さん(50代？)の二人暮らし。
娘さんはお仕事をされていた、平日の昼間はお留守。
お父さんにご挨拶をした。
後日、娘さんから言われた。
凄いですねー。
そんなご趣味があったんですねー。
私、趣味が何もなくてー。
私は昼間、家に居ませんし。
どうぞ、やられて下さい。
ありがとうございます。
本当にうるさいと思います。
昼間の30分、夕方の30分だけ、やらせて下さい！
2軒目。
お互いの庭が間にあるとは言え、音は聴こえる。
このお宅のママさんとは、ご近所さんの中で、1番仲が良い。
多少の事は許して下さるのでは？とは思う。
憂慮していたのは、パパさん。
おそらく70歳くらい。
今はまだお仕事をされているから、平日の昼間はお留守。
これから退職して一日中、家に居るようになって、毎日下手くそなドラムが聴こえて来たら、そりゃあ、イライラも募るというもの。
夕方、ご挨拶に行くと、ママさんはおられなくてパパさんが対応された。
僕は、サラリーマンをやる前は、ミュージシャンをしていまして。
ええええ⁉️
昔、中目黒に居まして、上田正樹とかと、、、、リズム&ブルースって、分かりますか？
あー、なんか、暗い、、、、いや、大人の音楽のイメージがある。
はい、何となく。
楽器は何をされていたのですか？
高校生くらいの時にギターでビートルズを、、、それからベースをやって、トランペットをやって、ハモンドオルガンをやりました。
ハモンドオルガンって、何ですか？
音が変えられるヤツで、、、まあ、オルガンですよ。
すごいですね。
ギターとベースとトランペットと鍵盤、、、、、。
だから、ドラムが聴こえてくるとか、ピアノが聴こえてくるとか、そういう環境は、僕は好きです。
(本当ですかあああ？
やって良いですかあああ？)
心の中で叫んでしまった。
ただのお酒好きなパパさんじゃ無かった！
後日、ママさんともお話した。
聴こえますけど、私、リズムに乗っています。
あああ、それは申し訳ないことです！
つっかかりもっかかりで、途中で止まったり間違ったりで、全然スムーズに行かないんです！
ママさんも好意的に受け入れて下さった！
感謝感謝です。
3軒目。
お隣さん。
1番うちに近いから、ドラムを習い始める時からご挨拶はしていた。
シンセドラムで練習するから。
アンプから出る音はボリュームのつまみで調節できるけれど、パッドを叩く「トントン」という音は消せないから。
シンセドラムの音については
庭に出れば聴こえますけど、家の中に入ったら、全然聴こえないですよ？
窓も閉めていますし。
ドラムですか、、、すごいですねー。
うちのことなんて気にされないで、じゃんじゃん練習して下さい！
と言われていた。
当時は2月で寒い時期だった。
そして今回、生のドラムを買って叩くことになった。
今までのシンセドラムとは訳が違う。
じゃんじゃん練習、、、という訳にはいかない。
実は、私がご近所さんの中で最も気にしていたのが、お隣の息子さん。
小学3年生。
発達障がいがあり、聴覚過敏があると聞いていた。
彼が、生ドラムを聴いて「うるさい」「音が嫌い」と言ったら、練習は平日の昼間だけにしようと決めていた。
夕方6時過ぎから練習をした翌日。
庭の草抜きをしていたママさんと話をした。
音が良いですね！
息子が
「音が良いね！
前よりも、こっちの方が良いね！」
と言っていました。
(パールと
ジルジャン‼️
ありがとう‼️)
二つのメーカーに感謝した！
タイコはパール、シンバルはジルジャンのA。
レッスン室のシンバルがジルジャンのAだから、同じ物にしただけ。
プロも使うらしいけど「へえー、そうですか」としか思わなかった。
レッスン室で叩いて、自宅で叩いて
「音が違う」
と違和感を持ちたくなかったから、一緒にしただけ。
ジルジャンのAを5枚。
高かったけど、良いの。
後から買い直すのは面倒くさいから。
息子さんからのお許しが出て、泣きそうになった。
息子が
「僕もやろう」
と言い出して。
何をやるのかと思ったら、ゲームで『太鼓の達人』をやり始めたんです。
可愛いですね！
💓💓💓今、あいみょんのマリーゴールドを練習しているんです。
マリーゴールド、うちの子、好きです。
げ。
すみません。
まだ、マリーゴールドになっていません、、、。
ドラムの音も、前の音は本物ではなくて、こっちが本物なんですけど、上手い人が叩くと音が違うんです。
私のドラムロールと、先生のドラムロールは全然、音が違うんです。
何を言っているんですか！
まだ、これからじゃないですか！
有り難いことです。
良い音が出せるように頑張ります。
環境に恵まれていた。
それもこれも、ご近所さんと日頃から良好な関係を築いていたからかな？と、今、振り返って思う。
ご近所さんに恵まれていたから、生のドラムが叩ける。
今後、もしも、苦情が来たら。
練習時間を変えるのは、たやすいこと。
防音工事で100万円かけてもいい。
マイスネアを持って、スタジオで練習してもいい。
死ぬまでやる‼️
