先日、婚活パーティーで連絡先を交換したアザカワ年下女性の”チップさん”とランチに行ってきた。彼女と出会った経緯については下記リンク。

 

 

”チップさん”は最初に出会った婚活パーティーとその後のLINEでのやり取りにおける印象がアザトカワイイと形容できるような女性。身振りや言葉遣い、声の抑揚の付け方まで男の多くが好みそうな女性って感じ。ランチ前の彼女に対する期待値はだいぶ高かった。

 

 

ところが……今回、”チップさん”と改めて会ってみたところ、上記のイメージは徐々に崩されていくこととなった。簡潔に言うと、彼女のそのアザカワはパフォーマンスであることが分かったからだ。それは彼女の人柄そのものに由来していたのではなく、見られることを相当意識して無理くり作り上げたものっぽかった。

 

 

会話を続けるうちに段々と緊張が解けてきたのだろうかね。彼女の様子が変わっていくのよ。面白かったぞ。過去の記事では別の言葉で根明な女性なんて書いたけど、今となっては決して根明とは言えない女性だった。第一印象とこんなにも異なるケースは初めてだったけど、やはり言えることは、ほんの数分会った程度では人と成りなど測れない、ということだ。

 

 

改めて、”チップさん”は自分自身が良く思われたくて”素敵な女性”を作り上げてたのだろうね。そして、おそらく彼女はかなり頭が良い。どういう言葉を使えば、どういう反応をすれば相手が喜ぶか、彼女自身まだかなり若いのにそれらを既に心得ているようにも思える。僕がそこに気付いちゃって、そして僕も意地悪なもので冗談めかして敢えて彼女の予想を裏切るような反応をしちゃったのをきっかけとしてか、徐々に彼女は物静かになっていった。

 

 

それにしても、先入観ってのは凄いなと思った。容姿に対する見え方にも影響してしまうんだと。第一印象のニコニコした可愛らしい感じをイメージしながら今回”チップさん”と改めて対面したわけだが、話していくうちにまるで別人のように見えてくるんだ。化粧や髪型のせいだったかもしれないが、こんな目だったっけ、こんな眉だったっけ、こんな口だったっけと次々と疑問が湧いてきた。さすがに替え玉の可能性は無いが、ひょっとしたら容姿ってものは内面から滲み出されるものなのかも、なんてことも思った。当初は上でいうパフォーマンスもあって可愛いと思った彼女だったけど、素を見せてくれるようになってから可愛いと思えなくなってしまった。

 

 

”チップさん”のわざとらしく時計をちらちら見る様を見て『そろそろ出ましょうか』と僕が言って(言わされて)1時間程度でランチを切り上げた。会計後に『お代いくらか出しましょうか』と彼女に言われたけども、僕がそれを拒否するも引き下がるのがあっという間だったな。もうちょっと粘ってもらえたら印象は良かったんだけど、もう頑張っても無駄だと思った故の行動だったに違いない。解散後の社交辞令としてのお礼LINEも無かった。どんなに僕が悪印象であったとしても貴重な時間を使ったんだ、ちゃんと言葉で礼儀を示したほうがいいと思うけど、その後の展開は考えられないと判断したのならばその点では合理的な方法なのかもね。社交辞令を好意と捉えてしまう人も中にはいるだろうから。

 

 

それに、彼女も僕に対して『あれ、この人イメージと違う……』って僕と同じく思った可能性があるね。会ってみないと分からないと言うがほんとその通りだ。今回はマイナス方向へ働いたケースだけど、きっと逆に会ってみたら思ったより良い人だったなんてプラス方向へ働くケースもあるはずだ。でも、こうやって女性と食事に行くには婚活パーティーでマッチングしなければならないし、それもごく僅かな時間の中で良い印象を持たれなければならない。マッチングせずとも連絡先は交換できるけども、女性ってその点はガードが固いのかなかなか交換してくれない。あと、こういう場では男が多過ぎるから、職業や年収でふるいにかけてやらないと会うための時間が確保できないという問題もあるのだろう。悲しいね……。

 

 

さて、現在の婚活恋活予定は何もなし。前回の記事の通り婚活パーティーへの参加回数を抑えることにしたから予約も入れていない。ただつい昨日、半年くらい前まで連絡を取り合っていた女性に久々に連絡を入れてみた。返事があるといいのだが……。なお、彼女とは2回だけだが食事にも行ったことがある。当時は同時並行が凄まじかった期間で、彼女に対する関心も薄れてフェードアウトのような形になってしまったが、今となってもどうしてるかなと気になっている女性。軽薄な男と思われそうだが気になっているのなら即行動に起こす。それをやらずに得られるはずの良縁を台無しにしてきたんだ。あとになって後悔するのだけはもう終いにしたい。