日本の短編アニメ。

まあ、質は低い。

低いのが品質だけならまだしも、志が低いのは問題視しなくてはならない。

 

「作り手の情熱は感じるけど、あんまりデキがよくない」のはまだ許容できる。

なぜならその情熱があれば次回作に期待できるし、そういう情熱は理屈ではなく、観るものに訴えかけるものがあるからだ。

 

しかし、志が低い作品は目も当てられない。「こんなもんでいいだろ」感覚で作られた作品は総じてクソになる。

 

いきなり、ドラゴンボールの盛大なパクリから始まる。

そのあとは、ポケモンに似た生物がでてくるし、次はドラえもんの秘密道具まで出てくる。

なんとまあ、である。

あまりにも志が低くはないか?

どうせ作る、作る苦労をするならば、もうちょっと自分で考えてみてはどうだろうか。

 

観る前にアマゾンのレビュー観ると、「声優がクソで台無し」とこれまたアホなものがあった。

おそらく西野七瀬に文句を言いたくてレビューしたんだろうけど、西野七瀬が糞なのは分かり切っているのだから、そんなことは言わなくてよい。ウンコのニオイ嗅いで「うわ、くせえ!サイテー」って騒いでるようなもんだ。

こういう輩が『シン仮面ライダー』でも「西野のせいで台無し」とか書いてんだろうな。

 

あのね、西野七瀬がどうしようが、この作品はそもそもクソだろう。(シン仮面もそうです)

 

そもそも、描写がテキトーすぎる。

最初に塔を登るシーン。なんでこんなヒョロヒョロのガキがすいすい塔に登れるの?どれだけ筋力高いんだよ。

それは謎生物にぶら下がって空を飛ぶシーンも同様。ようは懸垂の要領でぶら下がってるって、どんだけの握力なんだよ。

 

そんなこんなで人物の描写がおざなりすぎる。

分かることは「女」であること「まだ若い」ことくらいしか伝わらない。この人物が何を考え、何が好きで、何に不安を覚えてるかとか何もパーソナリティが伝わらないのだ。作ったやつは死ね。