私は子供の頃はテレビ大好きでお笑いバラエティを観て育った。

 

で、いつぐらいかな、中学くらいから「自分で面白いことを言いたい」と思い始めた。

学校の中のキャラ付けとしては、根暗である。これは間違いない。

女の子と話したことなんて数えるほど、は言い過ぎだけど、少ない。

丸一日、女の子と会話しない、なんて日はザラにある。

でも、気の利いた一言とか、ウマいこと言うことはできた。

それにボケて笑わすことも多少はあった。

 

で、高専生になると、さらにそのボケたい欲求は加速する。

友達と話しててもほとんどマトモな回答なんてせずに、ひたすらボケ続けていた。

相手は笑ってくれていたように記憶してるけど、あれは苦笑いだったんだろうな。

 

だって、ボケてくる奴ってウゼーもん。

自分が受け側になるとそれが分かる。

こっちがマジメに話してんのにひたすらふざけてる奴、ボケてくる奴って、ただウゼーだけじゃん。

でも、それが私に理解できるのはもっと後の話・・・。

なので、高専時代は本当にふざけてましたね。申し訳ない。

 

大学はそのピークだったと思う。

なんせ女にモテたい欲求も高まってるし、童貞であることの焦りも出ているので、なんとか気を引こうとするわけです。

で、なんか変なことを言って注目を集めたい、みたいな。

飲み会で変なことを言って笑いを取るつもりが、意外にマジメに聞かれてしまい「え?マジ?大丈夫だったの?」とかs心配されることもあったかな。これはキツい。ボケたのに真に受けられて心配されるって・・・・。

 

そのノリは社会人になってからも同じだった。もちろん仕事はきっちりこなすけど、同期とおしゃべりするときはずーっとふざけてた。でも、このころからオン/オフが切り替えられるようになったな。

 

で、2人目のカノジョとデートしてるときのこと。私は女といるときも基本的にボケてふざけていた。

でも、あるとき女が「あの、マジメにお話して」と言ってきました。

私が変な口調とか話し方でふざけてたんですが、それに釘を刺されたのです。

あ、こいつとは合わねえなと思いましたね。ええ。