ゾンビ映画って、ここ最近は山のように作られてると思います。

で、思うんです。

 

「この映画の世界では『ゾンビ』の概念がないのかな?」ということです。

だって、世界中にゾンビというモノは浸透してるでしょ?

たしかに、現実には存在しないけど、同じことは例えば「悪魔」とか「幽霊」もそうじゃん。

実在はしないけど、存在はする、というもの。

でも、フツー、映画の中に悪魔とか幽霊が出てきたら、登場人物は「あ、悪魔だ!」とか「幽霊が出た!」って認識するでしょ?

さらに、それらに対する対処法も知ってるんじゃん。

 

だから、ゾンビについても同じことをあてはめてほしいんですよ。

ゾンビが出てきたら、「なんなんだ、こいつらは!」じゃなくて、「うわ、映画で観たゾンビが本当に出てきた!」と言ってほしいんですよ。

だから、ゾンビに対する対処法も知っていてほしい。

 

そのくらい、ゾンビは市民権得てますから。

 

だから、逆に、初期のゾンビ映画については、「なんなんだ、こいつらは?」という態度でいいんです。

『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』とか『ゾンビ』とかは、ゾンビ自体が誕生間もないキャラなので、対処法を少しずつ理解していく過程が楽しいんですよ。