007映画は、この社会生活から解脱した後の生活に、非常に思い出深い。
アマプラで全作品あったので、観た。
その前に、映画館で『スペクター』を観た。レア・セドゥ好きだな、と思ったけど、ストーリー自体はポカン?だった。
あのコメカミに穴をあける拷問が意味不明。あれ、効果無かったよね。
で、全作品観ると、比較的高評価のダニエル・クレイグ版はあんまり好きではない。
最初の『カジノ・ロワイヤル』はそこそこ好きだが、最も世評芳しい『スカイフォール』は全然面白くなかった。
ただの組織内の内輪もめじゃねーか、としか思わない。
つーか、そこまではシリアス路線、リアル路線だったのに、『スペクター』『ノー・タイム・トゥ・ダイ』は完全にバカ映画になりましたね。特に、最終作はヒドかった。別におバカ要素を否定するわけではなく、話がツマンねー。長いし。
結局、リアル路線は最後に息詰まるのだ。せっかく映画なのに、なんでリアルを追求するのか?
リアリティを高めすぎると、逃げ道がなくなってしまうのだ。
トンデモ秘密道具とかもっと出せよ。
で、まだ次代のボンドは決まってもないが、次はピアーズ・ブロスナン風にしてくれ。
ま、私は死んでますけど。