久々のブライアン・デ・パルマ。

ただ、ここ10年、20年の彼は評価が芳しくないですね。

興行収入もクソボロボロみたいですね。

 

で、この作品は、90分未満というかなりコンパクト。

で、テンポよく、移動とかもバシバシ省略して進んで不快感はなし。

で、2019年当時でのISのテロ行為に対する憎しみが出てますね。

で、彼お得意の画面スプリットが出てきますが、自ら割るのではなく、監視カメラとかテレビ電話みたいな感じで自然と画面分割を出してくるのは時代にうまく対応したといえる。

 

で、題名のドミノというように、復讐がドミノ倒しにつながる、という話。

 

正直、テロ行為のシーンはかなり見ごたえあり。

イスラム教のアラーに対する盲信は、やはり理解不能。

理解不能なだけに恐怖感はある。

 

ただ、『トゥルー・ライズ』みたいに、またイスラム圏の人に対する差別とか偏見を助長する映画ではある。