ベルイマンの『ある結婚の風景』を見て思うのは、こいつらの話題の7割くらいがセックスのことである。
私は結婚したことないが、きっと一人の女とセックスし続けるのは、すぐ飽きると思う。
事実、同じ女と3回くらいヤった段階で、一つの「型」ができる。
その型の通りに進めるわけだが、いつか飽きる。
事実、私は同じ女と2日連続でヤったことはない。
で、「夫婦生活」という言葉って、夫婦として生きる生活という意味ではなく、ほとんどセックスのことを意味してますよね。
「妻の務め」も同じく。これもセックスのことですよね。
基本的に男がセックスしたがるから、女がそれに応じてあげる、みたいな。
夫婦の関係を描いた映画は山ほどあるが、そのほとんどがセックスが原因で関係がこじれているし、逆にセックスすれば仲直りってものが多い。
『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない』『こわれゆく女』『アイズワイドシャット』などなど。
さんざんケンカしたけどもセックスすれば不満解消、みたいな感じになる。
まあ、『ある結婚の風景』は不満解消しない、という地獄絵図なんですけども。
実際、夫婦ってどのくらいセックスしてるんすかね?
これこそ凄まじいほどの個人差がありそうですよね。
女は妊娠とか出産で人格が変わるらしいですし。