そもそも吉岡里帆の『見えない目撃者』を観た理由は、最近ハマっているライムスター宇多丸のラジオである。

リメイク映画総選挙なる企画で、並み居る強豪を押さえての1位がこの『見えない目撃者』だったのである。

はい、完全にだまされました!

どう考えても、組織票ですねwwww

吉岡里帆ファンなのか、東映の回し者なのか、とにかく、こういった総選挙で1位になるような代物ではない。これは私の命に誓って断言したい。

 

で、上位5位には、『スカーフェイス』とか『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』とか、私もよく知る映画があって良かった。

もし、『ディパーテッド』が入ってたらブチ切れてやろうと思ってましたが、そこは良識あるリスナーなのか、入ってなくて安心。そのわりに『見えない~』を入れてくるあたり信用ならないところもあるが。

 

てかさ、この映画でも出てくるJKリフレとか、女子高生売春をモチーフに持って来るって、あのね、センスないよ。

だって、犯罪に巻き込まれるのはそういう「良くないこと」に参加してるからだ、って言えちゃうじゃん。

でもさ、本当に薄暗いモノを描くなら、まったく非がない優等生が被害者になるべきだよ。ええ。

だって、カラダ売ってるような女なら異常者に捕まって殺されても仕方ないって、観客も一線を引いちゃうんだよね。