こっちは兄弟は兄弟でも、コーエン兄弟の映画。

 

あの、コーエン作品はね、「教養的」に観てます。それ以下でもそれ以上でもないです。

正直言って好きではないです。むしろ鼻白むことも多いし、2回観ることもないです。

『トゥルー・グリッド』くらいまではだいたい観てます。

 

私、コーエン兄弟って、かなーり「アメリカ的」な監督だと思うんです。

ものすごい土着的な感じ?

つまり、アメリカ人にしか分からない。さらに、アメリカでも映画の舞台に住んでる人じゃないと分からない地域感覚があるんじゃないかな、とも思う。

あとは、キリスト教うんぬん、聖書うんぬん、とかあるけど、私は聖書を引用する映画は大嫌い。

 

だって、俺、知らねえもん、聖書。ビジホの引き出しに入ってるくらいの感覚です。

 

で、この映画自体は、いつものコーエン節って感じですね。

つまり、「誰かがミスを犯す」「誰かが早合点する」という奴ね。

 

で、意外だったのはフランシス・マクドーナンドが可愛かったこと。

やっぱ若いころは魅力的ですね。

この女は年々顔の下半分が強調されていって今はもうほとんどゴリラみたいな顔になってますよね。