子供のころ、日曜の19時か19時半から、フジテレビで「トロイの木馬」という番組がやっていた。
ユースケ・ウンコマリアと千秋が出ていた。
といっても、この二人はVTRを観るだけ。
覚えているのは「鈴木VS佐藤」という企画。
日本に非常に多い苗字の鈴木と佐藤。で、この名字の男が、同じ苗字の家だけを頼りにして日本縦断するみたいなレースだ。
つまりは、家に泊めてもらったり、食事を頂いたり、交通費を出してもらったり、もろもろのお世話を同じ苗字に頼むのである。
ほんで、この企画の影響もあるし、実際、小学校に多い苗字だったので、「日本で多い苗字」と言えば鈴木と佐藤だと思っていた。
しかし、実家を離れて大学、会社と経験すると、全然、鈴木とか佐藤に出会わなくなった。私の体感としては、鈴木はまだ数名いたけども、佐藤はほぼゼロ。
逆に、山本、田中がめちゃくちゃ多い。
これって土地柄もあるのだろうか?
ちなみに、「トロイの木馬」は、「鈴木VS佐藤」レースが完結し、次に何をやるのかなーと思っていたら、ユースケと千秋が自分たちで料理をして店を出す、みたいな無謀な企画が始まった。千秋はろくに料理できませんからね。目玉焼きつくるのさえ、四苦八苦する程度。当然企画失敗でそのまま番組終了でした。