ジャッキー・チェン映画なのに、シリアス路線である。

お笑い、ギャグシーンはなし。

アクションにややコミカルなものがあるが、いつものストーリーは置いてけぼりでアクション優先、という風にはなっていない。

 

とある建設会社社長が誘拐され、6000万ドルの身代金要求。

その黒幕は現役警察官であり、ジャッキー・チェンの同僚だった、みたいな話。

どうやら、実話らしい。映画では、誘拐された夫は帰って来るが、実際は失踪扱いで、その妻がアジア一の大富豪になったようだ。

 

格闘アクションよりは、スタントがすごい。高所からの落下がかなり多い。

それに、終盤のアパート爆発はすさまじい。

香港映画は安全管理とか杜撰っぽいので、観ていて心配になる。

 

あんまり、ジャッキー映画を観たとは思えない。別にジャッキーじゃなくていいじゃんとさえ思える。