ジャッキー・チェンの初期の方の作品。
なかなか面白いです。
80年代中盤以降は乱闘シーン、すなわちジャッキー1人で大勢を同時に相手にするというアクションシーンが多いんですが、この映画では基本的に立ち合いの形で1対1が多い。
なので、結構じっくりとカンフーの型が鑑賞できます。
あと、この時代の香港映画に多いんですけど、「道場の強さ」ってそんなに大事なの?
アメリカ映画でいうところの、マフィア組織の勢力が、道場の強さ、みたいなことなんですかね。
あと、この映画に出てくる老師とかカンフーマスターみたいなのが、中川家がよくパロってるキャラですよね。
あと、タランティーノが『キル・ビル』でオマージュしてたやつね。急なクローズアップとか。
この映画におけるアクションは、基本的にカンフー・アクション。
つまりはブルース・リーと同じですね。
しかし、ジャッキーはそこで頭を使って、カンフー以外のアクションもねえと大金は稼げねえと気づき、徐々に無謀なスタントアクションに挑むわけですね。