久しぶりのエルンスト・ルビッチ。
まあ、しょーもない話です。いつものルビッチで、「人間のくだらなさ」「男の愚かさ」みたいなことをあくまで陽気に、コメディ調で、蜂蜜を塗りたくって映画にしたもの。
そもそも中尉が女好きで、一発ヤッて女を帰すような男ですから、バイオリン弾きにしてもただの遊びの女でしょう。
なので、バイオリン弾きと悲恋みたいな雰囲気ですけど、いつものことだろうが、とツッコミを入れたくなります。
また、女王にしても、男好みに髪型や下着を変えるとかあさましいです。
また、それにコロっといかれる中尉はさらにあさましいです。
観ていてイラつきますから。