『狼よさらば』の続編。主演はもちろんチャールズ・ブロンソン。

 

いわゆる、私刑映画、自警映画の発端の作品。

前作の『狼よ~』ではもう映画終盤では完全に狂人になっていましたね。

で、自身も重症を負ってニューヨークからロスに転居していたんですが、また悪事に巻き込まれてしまうことに・・・。

『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンばりの運の悪さ。

でも、運が悪いのは娘の方かも。だって、2回も男にレイプされるんですよ?悲惨すぎます。最後は逃げようとして転落死だし・・・。

 

警察の替わりに俺が殺す、という感じの映画です。

ただ、テーマが暗いので爽快感はあんまなし。

当時は時代的にこういう雰囲気だったんですかね?犯罪は凶悪化してて、警察の手だけでは足りない、みたいな。

この前見た『処刑人』はまったく同じと言ってよいです、やってることは。

ただ、あっちは悪ふざけというか偽悪化してるので、イマイチですが。