町山智浩の解説によれば、この映画の元ネタはウォルターヒルの『ドライバー』。これのイザベル・アジャーニがマジ最高でしたね。
ただ、『ドライバー』よりも、さらにその元ネタであるメルヴィルの『サムライ』の雰囲気に近い。
現代の映画ではあり得ないほどのセリフの少なさ、これまたあり得ないほどの間の長さ。
私はセリフの少ない映画が好きです。
主人公は名が出て来ず、ドライバー。
こいつの素性が不明。
運転や車整備が凄腕で、なおかつ腕力もある。人を殺すことも躊躇ない。
ただ、ただただ孤独である。
カーチェイスは添え物程度で、後半はスラッシャースリラーに変貌。
ドライバーが特殊メイクのマスクを被り、ヘルボーイを殺すシーンは、あれ『ハロウィン』だろwwwww
わたし、あんまりライアン・ゴズリング好きじゃなかったんですが、最近評価してます。
『ナイスガイズ!』『ブレードランナー2049』『ララランド』とかね。