どんでん返し系の推理小説のネタバレを延々とし続ける。
・イニシエーション・ラブ 乾くるみ
A面とB面で男は別人です。「タッくん」という呼び名は同じですけど。ようは1人の女の二股なだけです。
私はこの本を買いましたが、冒頭の数ページが詰まらな過ぎて読むの辞めましたwww
・模倣の殺意 中町信
各章が〇月〇日 ◎曜日と記されますが、実は、2つの時間軸で進んでます。で、同姓同名なんです。
・マリオネットの罠 赤川次郎
女が犯人と思いきや、その女を操ってたのは人のよさそうな男です。
・ハサミ男 殊能将之
「ハサミ男」は女です。女殺しは別の犯人で、そいつは刑事の捜査リーダーの奴です。
・十角館の殺人 綾辻行人
犯人はヴァン・ダイン。そいつはボートで島と本土を行き来してました。
・カラスの親指 道尾秀介
全部が詐欺師の親父の演出です。すべて作り物です。エキストラを雇って主人公と娘をだましてたんです。さすがに無理があると思ったのか、映画化の際には、一部が作り物と言う風に変更されました。
・葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午
登場人物はみんな老人です。冒頭のセクスシーンもおそらくは老いた男女だと思う。
・パレード 吉田修一
ネタバレの前に、これ、全然面白くない。なのに、書評とかだと超高評価で、本当に不思議。1ミリも面白くないし、不愉快な登場人物ばっかだな、というのが感想。他人に興味がなく、自分のことが第一という現代人の感覚を描いているのだろうけど、だとして読み物とし面白くねえ。
ネタバレは、人を襲ってるのは同居人の一人。そのことを他の同居人も知ってたけど特に関与せず。でも、さすがに警察に捕まると自分にも火の粉が飛ぶので「そのへんにしとけよ」とぼそっと注意して終わり。
・殺戮にいたる病 我孫子武丸
殺人鬼は父親です。息子はそんな父親を怪しく思い、こっそりと捜査してただけ。母親はスーパームスコンで、息子のことが気になってしかたない。その逆に、自分の夫(=殺人鬼)には興味なし。この殺人鬼も私と同様、巨乳好きです。
・噂 有原浩
犯人は主人公の娘です。
・アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎
嫌いな作家です。なんせ、こいつ自身、ハルキストを自称してるほどですから。死ね。
時間軸が2つ。昔の人間は全員死んでます。イケメン野郎は偽物で、そいつに世話になってた外人がなりすましてるだけです。この作者の問題は、悪者の描き方があまりにも幼稚なんですよね。ただ、主人公側の都合の良い悪者を用意して懲らしめてるだけです。クソです。人糞の方が存在価値あります。
・慟哭 貫井徳郎
これも時間軸が2つ。昔、佐伯刑事の娘が誘拐されて殺されます。で、佐伯の気が狂って自分が殺人鬼になっているという話。
・アクロイド殺し アガサ・クリスティー
犯人は「語り手」です。地の文で「私はなすべきことをした」の文章が、殺人を行った描写です。ずるい!!
・オリエント急行殺人事件 アガサ・クリスティー
犯人は、容疑者全員です。一人ずつナイフを刺していきました。ただ、本作の一番のどんでん返しは、容疑者が逮捕されずに逃げ切るということです。
・星降り山荘の殺人 倉知淳
各章にこれから起こることが記しておるのが特徴のユニークすぎるミステリ。「名探偵登場」とか「第一の殺人発生」とかね。でもこれがミスリードで、本物の名探偵は、女です。偽の名探偵はホモの殺し屋です。
最近、映画ばっかで、めっきり読書しなくなりましたね。
そもそも、こういう叙述ミステリ読みすぎて食傷してしまいました。だって、展開が読めるんだもん。
たいがいが、時間誤認、性別誤認、場所誤認だしね。