自虐の詩という、昔の4コマ漫画がある。映画化もされているが、そっちは観てない。

ただ、マンガは名作である。ぶっちゃけ生涯ベストクラスである。

 

この漫画を知ったきっかけはBS11でやってた「マンガ夜話」である。

漫画の名作を紹介しつつ、漫画家とか評論家とか、岡田斗司夫が好き勝手しゃべる番組である。

今でもYoutubeに残ってるかな。

 

 

で、その番組でこの漫画が紹介されたのだが、のっけから大絶賛。

泣ける、最高、神がかり的な作品、とか。

放送の翌日に本屋で取り寄せを依頼しました。

 

で、読みました。上下巻なんですが、上巻はギャグ多め。

元ヤクザの夫と幸薄い奥さんの幸江の話。

でも、下巻になると、幸江の不幸な生い立ちが語られます。

不幸な中にも笑いがちりばめられておりますが、ちょっと次元が変わって来るのが、父親が銀行強盗するあたり。

情婦のために金が欲しく、銀行強盗をやるも即逮捕。

そのニュースは学校中に知れ渡り、友達全員から無視される。

そんな中、ただ一人、幸江に手を指し伸ばしたのが、熊本さん。

 

実は、熊本さんと幸江は最初は仲良しでしたが、ふとしたきっかけで仲が疎遠に。

でも、最後に手を差し伸べる・・・けど?

泣けますね~。あと、熊本さんが路地裏でコッソリ泣くとこね。ここで泣かない奴は人間じゃねえ。