今しがた、アメリカの南北戦争についてYoutubeで動画を観て少し勉強しました。

あらましを言うと、リンカーン大統領が「奴隷解放」を打ち出したことで、アメリカの北部と南部で賛成/反対で意見が分かれたために起きた戦争です。

 

北部は奴隷解放に賛成。なぜなら、北部は近代化が進んでおり、機械による工業化により、大量生産・大量消費の時代にいち早く進んでいました。なので、物を持てない奴隷は価値がなく、彼らを「一般庶民」にすることで消費者と労働者を獲得したかったためです。

一方、南部は農業が中心、特に綿の生産が主な食い扶持です。綿の収穫には人手が必要なので、奴隷がほしいのです。

つまり、奴隷解放を支持した北部も、黒人の人権なんて気にしておらず、自分にとって得か損かを考えていただけです。まさに資本主義。

 

ただ、私が思うのは、国にしても、都道府県にしても、北と南で特色が出るのはなぜなんでしょうかね?

もちろん、気候・気温の影響は大きいと思います。でも、なんかいろんな国で共通した差異が生まれるのはなんでだろう。

 

私の感覚としては、

北部:近代的、先進的、工業化、都会

南部:前時代的、後進的、農業、田舎

こんな感じ。

 

たとえば、先のアメリカもそうですね。アメリカ南部って田舎っぽいでしょ?

イタリアもそう。ドイツもそう。なにかと北って工業都市になりがちなんですよね。

 

日本は一概に言えないんですが、たとえば大阪。

北部は梅田などの都市、ビジネス街ですが、南部は・・・。まあ、ねえ。大阪に詳しくない人は知らないかもですが、大阪南部に上品な人はゼロです。地名で言うなら、なんば。谷町とか、岸和田とか。新世界も。つまり、ホームレスうじゃうじゃ、不良のたまり場、風俗街、て感じです。

 

この北と南の関係が逆転してるのは朝鮮半島くらいでは?