自分のPCを触るのは、何週間ぶりだろう。

新しい会社で働き出して、丸3か月。
目を閉じてあけてみたら、それだけ時が経っていた。
そんな感じ。

この3か月、会社でいちばん数字を動かしたと思う。
数えていないけど、小さなものを含めると20くらいの仕事を同時進行した。
こんなお手玉式に、仕事をこなすのは初めて。
誰かが口を挟んできたら、いくつか玉は落ちていた。

試されたんだと思う。
会社に、じゃなくてチャンスに。
こいつのジャグリング、何個までいけるかなって。

大手の代理店に行かなくてよかった。
メディアやプロジェクト、そこに関わるポジションが積まれてあるとしたら
ここでは仕事が横組みじゃなくて、縦割りにある。

Webも紙も映像も、広告も広報も、チラシからマスまで、
数万の仕事から、何千万の仕事まで一度にさせてくれる代理店は、そうない。

やれといわれたことは全部やった。
とにかく、ひとりでやってみた。
できないことはできることで変換した。
最初は、提案前に社内でつぶされそうになった企画もあったけど
コンペに勝ったり、クライアントに喜ばれたり結果が出始めると
上司が口を出してくる人をいさめてくれるようになった。

バランスを自分でとってみて、気がついた。
仕事をする上での、基本的な自分の枠はできてるんだな、と。
中に何を入れても、それなりに耐久性もあるんだな、と。
えばりんぼうや丸投げタイプ、超細かい人でも、どんな人でも
こちらの姿勢を示し続ければ、だいたいは耳を傾け、目をみてくれるんだな、と。

あとはこの枠を、どこまで柔軟にたくましくしていくか。




試用期間半分で、契約の申し出を受けました。
8月から社員になります。
大きな会社ではないので、こちらの請求額は通りませんでしたが
目標は、なんとか達成できました。

出産前の年収を上回ること、広告の仕事をつづけること。

私は今お金を稼ぐことより、自分を試せる位置を準備できた自分を誇りに思います。
そして、この生活スタイルが娘の目に、心にどう映っていくのか。
その観察は怠らない。



どんな物事も同じスタンスで。
それが私を支えてくれました。
同居している妹夫婦から、
鎌倉へ引っ越すことに決めた、と
報告を受けました。

思い起こせば、引っ越してきた1年前。

同居したてのころは、まだ弟君もいなくて
妹は2歳だった娘と本気でケンカする子供で
私も仕事に対して気持ちが不安定で
パパは相変わらず忙しくて。

それが、弟君が妹の部屋に引っ越してきて
会社を辞めた妹と結婚してケンカばかりして
私は転職して、娘は3歳になってトニオと仲良くなって
パパは相変わらず忙しくて、これ以上上に上がれないほど昇進して。

この9月に、妹は母になるのです。

日曜日の家族会議中。
妹は、泣きながら「なんなんだ、この家運は!」
と叫んでいました。

私も泣いてしまったけれど
二人の強い気持ちを思うと
こころが熱くなるほど
本当はとっても嬉しいのです。

二人が決めた、二人の第一歩。

私は、大きな拍手で
彼女たちを応援したい。

正直ちょっと、大変なんだけど。
そんなことぐらい、自分でどうにでもしてやるさ。

離れ離れになっても
つながること、始めようと
パパから提案がありました。

カタチになるのか、ならないのか。
家族プロジェクト準備スタートです。

まずは、弟君。
君のその頭脳を活かすのじゃ~
君の力を、見せつけるのじゃ~


と、いっても。

実の父親とは、この間妹の結婚式でゆっくり話しをしたので
(理由にならんけど…)今日、話はしていない。

今日は、やっと行ってきました!
ノマディック美術館

気が狂いそうな空間(ヴィーナス○○ー○)でお昼を渋々食べた後、
ということもあり、なんといったらよいのやら…。



東京に住む私たちは、本当に人間なんだろうか。
人間とは、本来ここまで自然と溶け込める動物なのだ。
私の知らない研ぎ澄まされた生命の「静と動」。
お台場という場所とそこに集う人がまた、それに輝きを与えていたと思います。



いよいよ、来週まで。
夜のほうが、涼しいし、幻想的かもしれません。
昼は激込みで、打ち合わせに遅れてしまったではないか!



結婚する前、実父と二人お酒を飲んでいたとき、実家の寺の木造建築の
価値が分かる男と結婚しろと言われたことがある。
父こそ本当に分かっているのかどうか怪しいが、実家の寺は庭を含め
建築物として確かに美しい日本家屋だ。
住む家、としてはそうない広大な広さと歴史もある。
寺なので、私は実家が自分の家だという所有意識は持たずに育ったけれども、
そういう環境で育ってしまったことは事実で、なかなかどうしてマンションにはやっぱり住めません。



なかなか本音を話さない似たものタイプの私たち夫婦から、今日4時間も話を聞きだそうとしてくれた
有名建築家の方の実家はなんと!同じ宗派のお寺で、土地探しをしてくれる方は、元CIプランナー。

これまでいろんな土地をみて、かなり話をしてきた私たちは、感覚的なことは固まっている。
それをキャッチアップしてくれるひとたちと、ようやく出会えた気がします。

東京で暮らす意味と、一緒に生活をする理由。

自分たちの力で、どんなことができるのか。
やれるところまで、やってみたいと思います。

独立性を共有できる家。
引越し目標は1年後。