お出かけ続きの週末。
最近は、娘と一緒に出かけることが多くなりました。

金曜の夜は、前の会社のMさんの送別会に親子で呼ばれて
ほいほいと社食化しているカフェで夕飯をもぐもぐ。

以前、前の会社の別の人の結婚式の二次会で娘と仲良くなった人がたくさん来ていたので
娘もニコニコで楽しそうでした。
アグネスチャン論争ではないですが、こういう大人の集まりに娘を連れていくのは
あまり気が向かないけれど、送別される人がその二次会で娘と接っしたとき、
会社では決して見せないなんとも人間臭い言動をとってくれたのが、驚き&発見で
今回も喜んでくれる気がして、連れていったのです。
きっと、子連れであることを快く思わなかった人もいたと思うけれど、
結果、主役のその人はやっぱりとっても喜んでくれてよかった!

こどもを前にすると、そのヒトの素が出る。
それが面白いな~、と思います。

土曜日は、これまた前の会社の今度はクライアントのYさんに、同じくクライアントのSさんが
出産されたので、娘ともどもお宅訪問に誘われ、のこのこ開発が進むTという地まで行ってきました。
二人とも私よりひとつふたつ年齢が下の若い女性で、とってもオシャレさん&頭脳明晰。
よくわからなかったけれど、クライアントなのに仕事関係であったときから仕事以外では
とっても慕ってくれて、その理由は私が子持ちであるからだということがこのときわかった。

Sさんは妊娠中、丁度私とやっていた仕事が初カウンターで、つわりがとってもひどかったので、その部署で初めて自宅作業を認めてもらっていたそうだ。
まだまだ若いこの会社は、この人を始め今がベビーラッシュだそうで、若い二人はこれから子供を持ってもこのハードな会社でやっていけるかどうか、そのことがとっても気がかりだ、と語った。

生粋の出世街道まっしぐらな超エリートプロパーや、外国育ちの日本人から見ればかなり外れた感覚の持ち主の人が有名ママさんでいたりするけど、制度がかなり整っているこの会社でも、まだまだママが実際に働く前例は確かに少なく、自分たちがそこを開拓していく世代だという意識がとっても強い。

Yさんに、私のような生活に疲れていない若いママになりたいんです!と言われて絶句。
「午前中、汗だくになって洗濯と床磨きをして朝昼とご飯を作ってきたんですよ」
と言おうとしたら、Sさんが
「いやー、キリちゃんがここまでなるのに、相当苦労されたと思いますよ」
とコメントしてくれて、涙がでるかと思った。

それからYさんとSさんは、行政のこと、会社のこと、住まいのことなど子育てに関する環境について熱く語り始め、私はキリとお絵かきをしながらそれを聞いていた。
私はふたりに自分の子育ての話なんてしたことがなかったけれど、そんな目で見られていたなんて光栄すぎて、もっと気を引き締めニャいかん!と思いました。

そんな時間を過ごしたこの埋立地T。実は今のクライアントが開発を手がけている地でもあります。
そしてSさんが住む公団は最近建ったデザイナーズマンション郡のひとつ。
そのなかには、隈研吾設計の建築物もあって、短期間でつくられた未来型の街でした。
エコモデルの試作でもあるんでしょう。屋上はすべて緑地化されていました。
すべてが新しい、この人工的に生まれた街は、20年後30年後、どのように育っていくのか。
朽ちていくのか、魅力を増していくのか。
保育園に入れない待機児童があふれている現状で、Sさんはどの方法で職場復帰するのか。
どのくらいの時間をここでどんなふうに暮らしいくのか。
そんなことを想像して林立する高層マンションを眺めていたら、街をつくるってすごいな~と、
ボーっとしてしまいました。

暮らしを支えるとは、どういうことか。

わかってはいたけど、クライアントの頭が固い理由を尊敬した時間でした。



日曜の今日は、ひとりで代官山へ。
月に一度、髪を切りに来るこの街は、訪れる人の若さが街の成長を促しています。
一時は街がつまらなくなった、といわれたこの街も、最近は人工的な開発の手が加えられ
今は建築ラッシュ。
お店もちょっと変わり始めて、今後どのような表情が加わってくるのか、楽しみです。

帰り、久しぶりにbonjour recordsに寄って、Summer tuneを追加。
音楽を聴いて泣けてくる自分に、あー、ゆとりがなかった一週間だったなーと反省。

みんな、感じていることは同じなんだ。
こころがニュートラルに入りました。


Curly Giraffe  ”Ta-dah”
歌詞がまた、泣かせます

「もっと、こう、インナー色を濃くしたいんですよ」
と担当者。

その割りに、自分たちのあまりの大きさに
どこからどこまでが自分たちなのか、把握できていない。

とりあえず、私が知っているインナー色の出し方マニュアルに沿って提案してみる。
「そう、そう! こういうこと!」
そんなことで、いいのかね。



CSR・会社案内などの対外的な側作りに加え、今
インナーキャンペーンの設計、準備をしながら、社内の側作りもしています。
内外のフレーム作りという貴重な経験。
二つに差があって当然ですが、重なるポイントも必ずあって、強みとはきっとそこなんだと思います。

夏に大きな節目を迎えるクライアント。

このプロジェクトがなにかしらの波を起こすことができればいいのですが
さてさて、その結果が見えてくるのは数年後のなんじゃないでしょうか。

意外にも障害がすくなく、プレゼンをしたら通るというこの状況に上司はホクホクですが
入ってまだ1ヶ月。
企業リサーチが全然できていないのに、これから何かが起きそうで後が怖~い。

それぞれが独立したグループ企業をまとめる、という作業を初めて体験して
グループという呼び名にいかに曖昧さが含まれているのか、ということを実感しています。
インナーであればあるほど、固有の色が自然と濃く出るはずで、
こちらもそれを想定した設計をしていたのですが、だんだんカタチが見えてくると
よそではどういうことをやっているのか?色が濃すぎてしらけるんじゃないか?といった雲行きに。

調整する時間もタイムアップになる今週、なんだか平々凡々の
お金ばら撒きモノに着地しそうでもったいない気がしています。

せっかく本体主導のめったにない案件らしいので、グループが持っている思想を探して
なんとかもう少し独自性が表現できるようにアイディアを考えてみよっと。

来週いっぱい、目が回るような忙しさが続きそうです。
今日、4月入社の男性がひとり会社を辞めました。

彼はいかに物を売るか?ということをやりたかったらしいのですが
配属された我々の部署は、いかに目には見えない企業ブランドを高めて維持するか
がミッションなので、きっと気持ちがついていかなかったのではないか、と思います。



この部署で、きっとこの子とは長い付き合いになりそうだな~と
会った瞬間に思った女の子がいます。

彼女は4月入社の新卒でかなり年下なのですが、
彼女のコミュニケーション能力の高さには会った初日から脱帽でした。

某有名女子大を出た後、芸大の院で環境学を専攻した彼女はかなりの才女であることに加え
自分の能力の高さを内に秘め、誰とでもどんなことにも自然に対応できるセンスのよさがあります。

彼女には環境というフィールド、私には広告というフィールドがあるとして
(私は完全に負けていますけど)
なんだか違う位置から同じものを見てきたんだ、という確かな気持ちが互いにあり
仕事以外の音楽の話や本の話、好きなものの話をちょっとしただけで
ものすごく解りあえる貴重な関係です。

お昼を社食で食べながら、彼女と、どんな人であれば今の職場に適応できるか?という話をしました。
側をつくることに興味のある広告の人間か、環境という中身をつくることに興味のある人間か。

答えは、どっちの人でもまずクライアントの性質を知る意欲があるかないかなのではないか、
ということに。

中身をつくれなければ、側もつくることはできないし、
どんな側になればよいかがわからなければ、どんな中身になればよいかもわからない。

広告という視点でみると、一般企業であればヒット商品を開発できないから先に側をとにかくつくりあげるブランド戦略ということだけでも成立する場合もあるのかもしれないが、そこまでして物を売り続けなければ倒産してしまう一般企業とは違い、社が抱えているクライアントには、長い歴史と公共性という近い将来は安定している(していなければ皆が困る)という一般企業とは異なる性質がある。

環境という視点でみると、事業そのものが環境にとってはやさしいか?というとそうじゃないから、
環境環境と声高に叫ぶことは、自分たちの首を絞めることになるのでNPOやNGOのようにはできない。

その不自由さを理解してから仕事をスタートする意思のある人物でなければ難しい、
ということになったんですけど、そんなところに面白味を感じられる人はいるんかいな?と。

まあ結局は何を利用するのか、ということが自分の中で見失わなければ大丈夫なんだと思うのですが。

しかーし、事業部内の人たちを思うと、なんて人間としてバランスのとれたひとたちなんだ!と
感心してしまうひとばかり。
どのひとも、頭がよくって人間味が溢れていて、責任感が強くて、それでいていやらしさが全くない。
きっとこの人たちはどんな会社に行っても通用するんだろうな、と思う素晴らしいメンバーなのです。

近いところも遠いところも、瞬間的にピントを合わせられる彼らの足をひっぱらないように
私も早く成長しなくちゃ、と日々日々勉強の毎日です。

辞めたヒトの大きな火の粉が、飛んできました。
やったことのないことですが、やってみせましょう!