ガーパイクの規制! | ワイルド☆スターズ10-2ブログ

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アクアリウム業界で生きている男。お得意の生き物や植物を紹介しながら、毎週恒例の旅路も紹介!人生は生物とのワイルドライフ。

年の夏ごろより環境省から配布されていた特定外来魚のチラシには、北米原産で知られる古代魚の「ガーパイク」の仲間は、日本各地の湖沼や河川域で帰化している問題で、この度特定外来種に指定されてしまった!











観賞魚の輸入問屋各社に配られたチラシには、平成30年の3月31日までは輸入販売が出来ると予定されていたけど、1月15日の本日で全てのガーパイクの仲間の輸入規制が実施され、3月中にはガーパイクを販売するアクアショップや、飼育者が許可書を申請しなければならない。











安易にガーパイクを販売していたアクアショップ側の責任も問われているこの問題は、観賞魚業界全体の責任問題との声も多く聞こえており、その一方で心ない飼育者が飼えないからという理由で野に放していたという問題が、今日の特定外来魚規制の線路を引いてしまった。










今では貴重なガーの剥製











思い出の剥製と記念撮影











俺っちがまだ若い頃、体長80cmほどの個体に熱帯魚イベントの水槽内で手を噛まれて、血だらけになって病院に駆け込んだ非常に思い出のある牙魚。











非常に珍しいガーパイクの化石









今回の「ガーパイク」の特定外来魚指定も、アクアリウム業界では大きな問題となってしまったけど、今後の10年以内では日本に帰化の恐れのある魅力的な熱帯魚たちが、環境省の重要危険生物リストに名前が上がっているという事を付け加えておこう!











魚たちに罪はないのに…








悲しい外来問題を把握して欲しい