あなたはお客さんのターゲットを決めるとき、どうしていますか？
ただ何となく？
それとも
理想の人物像を設定して決めますか？
あなたの望むお客さんを集客するためには、まずはどのような人をターゲットにするかを具体的に決め、望むお客さんの人物像を示すことが大切になってきます。
たとえば、
・仕事内容や年齢、性別などの基本情報
・得意なこと、苦手なこと
・どのような悩みを抱えているか？
・商品やサービスを買う理由・目的・買うときの関与の仕方
・どのようにお金や時間を使うのか？
・どうやって情報を知るのか？
などが考えられます。
実在するお客さんやこれからお客さんになるかもしれない人の特徴から作成するので、理想の人物設定にも関わらず、リアル感はアップします。
写真があるとイメージしやすいのでオススメです。
市場に情報やメッセージを提供するマーケティング活動をすることは、理想のお客さんを設定することで、マーケティング効果が格段に向上して、いろいろメリットが出てくるのです。
それではあなたの望むお客さんを集客する２つのメリットについてお伝えしていきます。
●理想のお客さんの消費動向を予想できる
理想のお客さんの人物像の生活スタイルや心情面の分析を徹底的にやっていきます。
そのため、ターゲットにするお客さんの行動や心の動きに対して細かく理解が深められるのです。
お客さんは何を必要としているのか？
どのようなときに利用したいのか？
どのようなときに使いたいのか？
などを予想することができるのです。
予想できたあとは、理想のお客さんの人物像に向けてＳＮＳなどで情報を発信したり、ホームページやブログなどで情報を提供することが明確にできるようになります。
霧の中にいる人物に向けてぼんやりとしたメッセージを届けるのではなく、霧がはれた状態で特定の人物に向けてメッセージを届けるためにも、あなたの望むお客さんの人物像を決めることが大切なのです。
●理想のお客さんを関係者で共有できる
理想のお客さんの人物像を決めることは周りの人との間で、ターゲットのズレや思い違いをなくすことができます。
これはお互いに意思疎通の質を高めていき、無駄な議論をなくす効果もあるのです。
従業員を抱えている経営者の場合、とても重要になってくるのが従業員との意思疎通です。
これは個人事業主や中小企業のような小規模でビジネスをしている人は特に必要になってきます。
それができなければ、社長は何を考えているのかわからないという感じになり不平不満が出る結果になってしまうからです。
ひとりでビジネスをやっている場合でも、外注先やジョイントベンチャーのようにチームを組んでいるケースもあるかと思います。
そのような場合でも意思疎通は重要になり、理想とするお客さんの人物像の設定は共有することが可能なのです。
共有することは、時間の有効活用としてもメリットがあります。
次回も引き続き、あなたの望むお客さんを集客するメリットについてお伝えします。
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