今日は、滞在していたホテルのお話などを。
今回は全て自力で予約するのではなく、旅行代理店を通して、海岸への斜面に広がったリゾート村スタイルのホテル+フライト+空港とホテルの送迎サービス付きを選びました。
たまにはお任せで楽をしたいな、と気持ちがありまして、はい。
ホテルにはプライベートビーチ以外にもプールが2つあり、選択肢はそれほど多くはなくてもリゾート村の中でいろいろできるようになっていたので、出不精の私と我が家の一番小さい人にはちょうど良いかと思いまして。
申し込んだパッケージは朝食と夕食込みだったので、計14回ビュッフェスタイルのレストランで食事をしましたが、驚くことがいろいろあったのです。
まずは、食器を割る人の多いこと多いこと!
お皿やグラスの割れる音を聞かなかったのは、14回中たったの1回でした!
割っているのは滞在客がほとんどでしたが、たまにスタッフもやらかしてました。
最初こそ驚きましたが、三日目くらいからは「ガッシャーン!」と聞こえてきても動じなくなりました。
一番びっくりしたのは、ワインのカラフェをテーブルにぶつけて割ってしまった女性が、勢い余ってかその割れたカラフェで腕を切り、結構出血して床が血だらけになった時です。
私はちょうどワインコーナーの横でミネラルウォーターをピッチャーに入れていたところだったので、スプラッタな場面を間近で見てしまいました。

いろいろ割っちゃうのは、手にお皿を持っているのに、料理ばかり見ていて前を見て歩いていない人が多いからじゃないですかね・・・
私達はそれほど活動的な一家ではないので、部屋やテラスで本を読んだり、イタリア語を今更勉強したり、楽譜を書いたりしてのんびり過ごしました。
スイスの旅行代理店がオススメしているホテルなので、そこそこイタリア以外からの滞在客もいるのかと思っていたら、ほとんどいませんでした!
9割くらいはイタリア人で、スイスから来ているのはスイスのイタリア語圏からだったりして、もう圧倒的にイタリア語!と言うか、イタリア語しか通じない場面も多かったのです。
私はイタリア語は習ったことはありますが、普段使うこともほとんどなく、できないと言った方がいっそ楽なレベルです。
話そうとするとなぜかフランス語になったりスペイン語になったりして、ごちゃごちゃでした。

それでも通じてしまうのが、フランス語とイタリア語とスペイン語なのだなあ、と。
そんな中でも新しい発見もあって、イタリア語ではミュンヘンはMonacoと言います。
モナコ公国もMonacoです。
「これはあかんやつでは?」
と家族で笑いました。
ミュンヘンで地味な学生生活を送っている二番目に大きい人も、イタリア語だと、“ Nostro figlio vive a Monaco.“ Monacoに住んでるセレブみたいになります。
ドイツ語だと貧乏学生なのに、イタリア語だとお金持ちっぽい息子。
