今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
僕の話や、本、ブログなどが、何かのお役に立てれば、嬉しい限りです。
本編の前に、ちょっとだけ、お知らせです。
★3月6日、お話会をやります。
よろしければ、お越しくださいね。
お申込みなど、詳細は下記イベントページをご覧くださいね。
★仲間づくりのお話会(無料)もやっています。(2月27日13時~14時)
★現在このブログで連載中の「5年後も、僕は生きています」
第1話から読みたい方は、こちらから読むことが出来ます。
今日は「ポジティブとネガティブの振り子」について書いてみました。
僕は、2016年9月1日にガン(肺癌ステージ4)が見つかってから、
意識を“ポジティブ”に持っていき、“ネガティブ”を見ないようにしていました。
今から振り返ると、ネガティブを見てしまうと、耐えられなかったからでしょう。
振り返れば、足元は断崖絶壁。
奈落の底が口を開けている。
後ろは見ない。
足元も見ない。
前しか見ないんだ!
そう、前だけを見ていけ!!
ですから行動や発言も常に“ポジティブ”。
しかし…
“ポジティブ”の背後には必ず“ネガティブ”が存在するのです。
ポジティブに意識を保っていられる間はいいのですが、気づくと、“ネガティブ”に取り込まれている自分がいました。
せいぜい想像出来るのは1ヶ月先まで。
3ヶ月先は全く想像出来ませんでした。
人は常に“意識的”でいることは不可能です。
逆に“無意識的”な時間の方が多いのです。
ですから、“意識的”よりも“無意識的”の方が強くひっぱる力を持っているのです。
いくら“意識的”に「絶対治る!」と思っていても、
無意識で「治らないかも…」と感じていたら、
そちらの方が強くなることは、今ならよく分かります。
医者から
「あなたは肺がんステージ4で、治りません。延命しか出来ません」
と言われ、
それでも“無意識的”に
「絶対に治る~!」
と思うことは、僕には不可能でした。
僕は、そんなに強い人間じゃありません。
癌宣告された9月は、年内のことは全く想像できず、
ふと気づくと
「年内、生きているかな? 生きて年越し出来るかな?」
と考えていました。
年を越すと
「桜は見れないだろうな」
教えていた選手の5月の試合が決まった時
(僕はガンになる前、ボクシングのトレーナーとしてプロ選手を指導していました)や、
応援していたボクサーの試合が決まったときも
「生きてるかな? 見れるかな」。
当時見ていたドラマの続編が半年後の11月から始まるとの情報に
(このドラマでしたね)
「11月じゃ、見れないな…たぶん」
見ていた4月から見始めたアニメの終了が、6月じゃなくて9月いっぱいだと知ったとき
(これですね、懐かしい)
「最後まで見れないのか…残念」
「最後はどうなるのか、知りたかったな~」
当時大学3年生だった長男の就職活動用のスーツを買いに行ったとき
「ああ、彼が社会人になる姿は見れないんだな…」
少し涙が出てしまいました。
とまぁ、こんな感じです(笑)
どんなに頑張っても、どんなにポジティブに意識を持っていっても、無意識のネガティブには敵いません。
ポジティブとネガティブは、同じ線上の右と左です。
あるいは、こんなイメージ。
白が、ポジティブ、黒がネガティブ。
白と黒を行ったり来たり、ぐるぐる回る。
意識の力で右に持って行っても、無意識に左に振り戻されます。
そのふり幅が大きければ大きいほど、エネルギーを使うので、ヘロヘロになります。
本当に疲れます。
本当の安定性は、ポジティブ、ネガティブの二元性を超えて一元性へ到達しなければ、得られないのです。
それには、この「白/黒」の太極図の『外側』へ抜ける、ということがポイントになるのです。
それが、『サレンダー』という状態なのです。
ポジティブ・エゴも大事です。
でも、本当の意味での「安定」『安心」「確信」に到達するのは対極図の外側のフィールドだと、
僕は体験的に思います。
そのあたりは僕の著書「僕は、死なない。」をお読みいただくと分かるかもしれません。
ポチいただくと嬉しいです。
第1話から読みたい方はこちらから。
(オススメのお水やお茶など)
よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。
★2021年新刊(2021年12月出版)
「さとりをひらいた犬/本当の自分に出会う物語」
山川ご夫妻に絶賛いただいております。亜希子さんからは光栄な事に世界的ベストセラー「聖なる予言」みたいだと、お話を頂きました。
自分の魂の声が聞こえずに、何をどう生きたらいいのか分からない人は、ぜひ読んでみて下さい。ご参考になるかもしれません。
読んだら「周波数」が上がります(笑)!
(お知らせ)
その①
第5回リーらの会(ZOOM/無料)
2月27日(日)の開催となります。
午後1時から2時過ぎくらいまで。ZOOMです。
主に仲間づくりが目的の会です。
本音で語り合える仲間を一緒に作りましょう。
(内容)
①僕の自己紹介(近況など)
②ZOOMでグループにランダムに分かれてグループ内自己紹介(15分くらい)
③僕のちょっとした話もしくは、質問など
④それを聞いて、感じたこと、思ったことなど、グループでお話し(20分くらい)
⑤連絡事項など
おおよそ1時間強、でしょうか。
無料です。
よろしければ、お越しください。
毎回20名ほどご参加されています。
その②
『コーリング/魂の目覚まし時計としての病気』
僕たちは自分でも気づかないうちに『ほんとうの自分』から離れ、駆り立てられるように生きてしまっていることが多いです。
ちょっと待てよ、
なんか違う気がする、
自分らしくない、
毎日駆り立てられるように過ぎていく、
苦しい…
でもなかなか立ち止まれずに、走り続けてしまう。
もうそろそろ、気づきなよ。
もう限界が近いよ。
そうやって教えてくれるものの一つが『病気』ではないでしょうか。
病気になると、立ち止まらざるを得ません。
そして、そのときこそが、いままでの自分の「生き方」を振り返る絶好のチャンスだと、僕は思います。
僕は「肺ガンステージ4」になったことで、走り続ける『らせん階段』から降りることが出来ました。
僕にとってはまさに「コーリング/魂の目覚まし時計としての病気
だったのです。
3月6日、脳梗塞から奇跡的に生還された「ぶちさん」と、お話会を行います。
主題はまさに「『コーリング/魂の目覚まし時計としての病気』です。
ぶちさんは「心筋梗塞・脳梗塞」から、僕は「肺ガン」から。
大病という体験を通り抜けたことの気づき・思いをお話させていただきます。
(日時)3月6日(日)13時30~15時30分
(形式)ZOOM
(参加費)3300円
お申込みなど、詳細は下記イベントページをご覧くださいね。
その③
『時空の杜(そらのもり)/サレンダー瞑想キャンプ』
3月10日~13日
詳細案内ページと動画が出来ました。