妻が図書館から借りてきた本にとても良いことが書いてあったので転載しますね。

 

この本です。

 

著者の服部みれいさんと医師の船戸崇史さんの対談の一部(p142~)です。

 

 

(船戸)

73歳の男性が半年ほど前、末期の胃がんと診断された。

 

主治医は余命3ヶ月と言ったそうだけれど、私が画像を見たところ、

1ヶ月持つか持たないか、それほど悪い状態でした。

 

私はいつも患者さんにお伝えするように

 

「睡眠・食事・運動・加温・笑顔」

 

この5つをできる範囲で見直してくださいと言いました。

 

それから1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月たち…

 

なかなか悪くならない。

 

とうとう奥様が

 

「先生、主人はいつになったら死ぬんですか?」と(笑)。

 

(服部)

ははは…

 

(船戸)

4ヶ月たってもまだお元気だから(笑)、CTを撮りました。

 

そうしたら、がんがほとんど消えていたんです。

 

(服部)

えええ~!

 

(船戸)

本人に聞いたところ、5か条をしっかり守り、タバコもお酒もきっぱりやめたと。

 

あとは最初に私が

 

「大したことない」と言ったから、それに背中を押されて

 

「治ると決めた」

 

と言うんです。

 

そんなこと言うはずないと思いましたが、記憶をたどるとその方のお腹を触診したとき

 

画像ほど悪くないと感じたので

 

「ああ、大したことないやん」と

 

どうやら言ったらしくて。

 

(服部)

なるほどー。

 

医師の「大したことない」は重みが違います。

 

その言葉、ほんとうに心強かったと思います。

 

(船戸)

治る気持ちを持って5か条を実践しただけで末期の癌すら消えていくことをはっきり示してくれました。

 

この方が特別なのではありません。

 

自然治癒力は誰もが持っているものです。

 

(服部)

私たちもその5か条を心がけると、自然治癒力が上がるのですか?

 

(船戸)

はい。自然と上がります。

 

完璧にやる必要はないので、笑って楽しくやることも大事ですよ。

 

うちの施設では5か条に加えて自分のどんなところにがんに原因があったのかを検証して、それを改める働きかけをしています。

 

(服部)

がんを「憎い敵」と捉えず「メッセージ」と捉えて自分の生き方を変えていこうというアプローチが、先生の施設の素晴らしいところです。

 

(船戸)

がんは“いい人”が無理をするから罹患する。

 

つまり「生き方を見直しなさいね」という体のメッセージです。

 

本来の自分に戻れば、がんは消えるしかない。

 

それをみんなで共有して、新しい自分に気づいていく。そんな施設にしていきたいですね。

 

-----転載終わり-------

 

 

自然治癒力をあげる5つのポイント

 

退院してからの、僕の生活と照らし合わせてみた

 

①睡眠

1日10時間近く、寝ていた

 

とにかく、夜は22時までには布団に入り、翌朝は目が覚めるまで寝ていました。

 

長いときには12時間くらい寝ていたときがあったほど(笑)。

 

それだけ体が睡眠を必要としていたのかもしれません。

 

 

 

②食事

糖質制限食を意識して、なるべくたくさんの生野菜を食べ、たんぱく質は鶏肉で摂取し、砂糖や小麦粉は一切食べないようにしていました。

 

もちろん、食品添加物は極力とらない。

 

これは今でも少しゆるめながらも継続しています。

 

 

 

③運動

運動は…していないな(笑)

 

僕は癌になる前、運動のしすぎだったので、その反動があるのかもしれませんね。

 

そろそろ体を動かそうかな

 

 

 

④加温

とにかく体を温めるように意識しました。

 

もちろん、湯船には毎日ゆったりと入り(ぬる目のお湯)、ヒートショックプロテインを作り続けました。

 

夏でも靴下は必須。冬は2枚重ね。

 

 

 

⑤笑顔

治る確信があったので、自然と顔がほぐれて、いい笑顔ができるようになりました。

 

結構、みんなから表情が柔らかくなったとか、笑顔が自然になったとか言われました(笑)。

 

生きていることへの感謝の気持ちが沸いて来ると、自然と笑顔になってしまうのです。

 

ああ、今日も生きている、ありがと~みたいな(笑)。

 

 

 

 

癌に詳しい医師から

 

「大したことないね」

 

と言われるのは大きいですよね。

 

 

 

 

逆に

 

「あなたは治りません」

 

と言われるのも、とても、とても、大きいです。

 

 

 

 

自然治癒力のスイッチを入れるのは、やっぱりメンタルだと思います。

 

どんなに体にいいことをやっていても、

 

「ダメかも」

 

と思っていたら、効果は半減してしまうのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

「治ると決めた」

 

対談に出てくる患者の方の言葉は、真理だと思います。

 

おそらく

 

「決めた」のではなく

 

「治ると、知った」

 

「治ると、分かった」

 

ということなのでは、ないでしょうか。

 

 

 

 

最後のところで、癌を敵として認識するのではなく…という話が出てきます。

 

それは僕も同感です。

 

癌は「シグナル」だと思います。

 

「生き方を変えなよ」

 

「自分らしく生きていないよ」

 

「自分を大切にしていないよ」

 

そう教えてくれるメッセンジャーだと、僕は思うのです。

 

 

 

このメッセージをほんとうの意味で、腹まで落とし込むことが出来れば、生き方は変わらざるを得ません。

 

そして、その新しい生き方こそが、より自分らしい、イキイキとした人生を作っていくのだと思います。

 

僕は自然と、そうなりました。

 

ついでに、癌も治ってしまうのであれば、一石二鳥です。

 

 

 

僕は船戸先生とは面識はありません。

 

船戸先生の本も読んだことはありませんでした。

 

でも、今回の対談を読んで、考え方の方向性はとても共感しました。

 

岐阜県でクリニックと養生施設をされているようです。

 

ご興味がある方は調べてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

とにかく、ハートのある医師に診てもらうのは、とても大切なことだと思いますので。

 

 

 

起業してホームページを作りました。

http://leela.sixcore.jp/wp/

 

 

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