2107年6月23日の夜のことでした。

 

病棟担当のF先生が僕のベッドに嬉しそうに微笑みながらやってきました。(F先生はいつも微笑んでいる人なのですが・・・この日は本当に嬉しそうに)

 

「toneketさん、生検(細胞を調べる検査)の結果がほぼ、でまして・・・・」

 

「あ、はい」

 

「toneketさんの遺伝子にALK(アルク)が見つかりました。まだ最終チェックしてますが、ほぼ、間違いないと思われます」

 

「ALKの分子標的薬のお薬が使えそうです!」

 

ALKは正式名称ALK融合遺伝子といって、非小細胞ガンで腺癌の約4%の人しか適合しないものです。

 

このALK融合遺伝子じたいは「横綱遺伝子」と呼ばれ、非常に増殖力の強いものなのですが、これに対しての分子標的薬が開発されていたのです。

(だから、何をやっても効果がなかったのか、と後から納得)

 

分子標的薬とは最新の抗がん剤で、特定の遺伝子にのみ効果を発し、副作用が少ないと言われているお薬です。

 

そして、その分子標的薬「アレセンサ」は、非常に効果の高い薬で、広がったがん細胞をあっという間に消し、そして押さえ込むと言われていたお薬です。

 

「やった!」

 

思わず、ガッツ・ポーズ!

 

そして、次に・・・・よし、来たな!

 

という感覚。

 

来て、あたり前、みたいな・・・・

 

こうなることを、前から知っていた、みたいな・・・・

 

この薬に適合する人は非常に少なく、僕の病棟担当のT先生は僕で二人目とのこと。

 

「分子標的薬を、引き寄せた!」

 

しかも、後日詳細の説明を聞いてみると、僕の遺伝子が50個採取できて、その50個の中にALK遺伝子が何個入っているか数えてみると・・・・・

 

 

 

なんと、50個!

 

 

適合率100%!

 

 

「非常に珍しいです」と、ドクター。

 

僕は「治る」という確信だけ持っていました。

 

どのように、という部分は、全てお任せの状態でした。

 

ALKのことはすっかり忘れていたのです。

 

確かに、この分子標的薬だけでは治らないかもしれません。

 

しかし、身体中にガンが広がった現状を大きく改善してくれるお薬であることは間違いのありませんでした。

 

実はこのALK、昨年(2016年9月)最初の大学病院でも調べていたのです。

 

最初の例の暗い感じのドクターはこう言っていました。

 

「ALKは調べるのに時間がかかりますから、もう少しお待ちください」

 

「もう少しお待ちください。外部の検査機関に出していますので」

 

結局、2が月半たってもその結果は教えてもらえませんでしたので、僕はてっきりダメだと思っていました。

 

このブログを書き始めてから彼(そのドクター)の書いた診療情報提供書をもう一度見直してみると・・・・なんと調べていなかったのです!(赤線部分です)

 

 

この病院は、まず治験ありきだったことが分かりますね

 

この診療情報提供書はセカンドオピニオンを求める際に他のドクター宛に書いていただいた書類で、基本ノリで封をされ、患者本人が見ることは出来ません。

 

しかし、僕は自分の情報が自分で見られないのはおかしいと思い、封を開けてコピーを取っていたのでした。

 

しかし、もう一度見直す気にもならず・・・・

 

ブログを書くために見直してみると、調査していない、と。

 

つまり、昨年(2016年)の僕は、ALKを引き寄せなかったんです!

 

去年(2016年)と今年(2017年)の違いは何か?

 

それは、様々な段階を経て“明け渡し/サレンダー”にたどり着き、一元性の安定からの確信を得たこと。

 

この『確信』がこの薬を連れてきた。

 

やはり、自分の発する存在エネルギーが大切。

 

そして、意図を明確にすることが、大切。

 

高い波動と明確な意図で、もっとも適したものが、引き寄せられる。

 

これは、宇宙の法則だ!

 

僕は、自分の中でこの経験を経て、そう『確信』したのでした。

 

全ては“自分の在りよう”がまず最初だ、と。

 

やはり、

 

Be(存在)⇒Have(結果)

 

Be(存在)が最初。

 

 

 

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