聖地ジャーニー


和歌山神社巡り 花の窟


新宮駅から有井駅へ移動。

有井駅は無人駅の小さな駅でした。

集落を通り抜けていくと、遠くに山が見えてきます。良く見ると岩が見え、この山が花の窟なのだという事が近づくごとに分かりました。




可愛い鳥居はなんだか親しみさえ感じさせる雰囲気を漂わせ、穏やかで優しいエネルギーを感じさせました。



森を歩くように進むと左手に稲荷社と龍神社があり、手水舎が出てきます。

この手水舎の横に大きな丸い磐座があります。



丸石神信仰(玉石)というものがあります。


丸石には聖なるものが宿るという自然崇拝の原点のような信仰です。

角ばった石が普通の時代に丸い石というのは、驚くべきもので神様のように感じられるものだったのでしょう。

この玉石は、熊野地方で最も大きい石のようです。伊弉冉尊の分霊のように感じた人達はこの石を崇めたようです。


参り方も看板で書かれていますので、してみてください^ ^



これだけ丸いのも確かにこの大きさでは珍しいと思いました。




社務所を通り中へ入って行きました。

南国調の石壁と可愛い鳥居。

その奥に御神体の大きな岩が見えます。






和歌山なんだけど、温かい島の雰囲気と素朴なエネルギーが漂います。




大きな岩の足元に出るのと、木々が生い茂っているのでこの磐座の凄さは分かりにくいかもしれません。


白い玉砂利が敷き詰められている所は靴を脱いでお上がりくださいと看板があります。

裸足で上がると太陽の熱で温められた石が暑くてたまりませんでした。

神様がゆっくり3つ数えるまで頑張りなさいというのでなんとか頑張れましたが暑かった。

熱で邪悪なエネルギーを焼き切り、エネルギーを入れてもらった感じです。


鳥居から中のエネルギーが柔らかく包み込むような優しいエネルギーで心地よく浄化してくれていました。






向かい側には火偶突智神が祀られています。


まさに今、お産まれになってような配置です。



伊邪那美命を御神体とした磐座から綱が張られています。

これはお綱かけ神事という日本最古の神事として使われる綱です。

海まで綱を伸ばしてする様子は、壮大だろうと思います。


綱は7本束ねてあり、伊邪那美命が産んだ神様方、風・海・木・草・火・土・水の自然神。

境内にぶら下がっている模様のついた綱は天照大神・月読命・素戔嗚尊。


全てに意味があり祀られています。





海に出てご身体を見てみました。

木で覆われていますが木が無ければ凄い迫力なのだろと思いました。




海は砂浜でとても綺麗でした。

沢山の石が波に研磨されて可愛い丸石になっていました。

一つだけなら持って帰っていいと響いてきたので、だいぶ悩んで一つ見つけました^ ^





ツルツルで本当に気持ちの良い石を見つけられました^ ^



そして、やっとご馳走にありつけました。



昨日からきちんとした食事が出来ていなかったので、本当に美味しかったです^ ^



多分…腸も休ませて、体も動かしてちょっとした修行のような旅だったので最後のご褒美です。


ここでまたカードで今後の動きをみてみました。

すると花の窟で3時間過ごしなさいと出たので、また戻って過ごすことにしました。

椅子もあったのでまだ過ごしやすかったです。

ここのエネルギーをしっかりと頂きなさいという事なのでしょう。


境内に入ったり、また出て座ったりとこれまた瞑想をするようにこの場にいました。


 ここからの移動はバスで熊野市駅に行く事にしました。

まだ何かあるかな〜と思ったのです。


有井駅よりは大きな駅で特産物を売っているお店や図書館もあり時間を過ごせました。



ここからは松坂駅まで普通電車で移動しました。





この赤い点から点まで電車に乗りたかったので凄く嬉しかったです。


かなり不便な場所で陸の孤島と呼ばれるような場所だそうです。

トンネルで山を通過しては海が出て、またトンネルを通過しては海に出る。

ここは電車の本数も少ないうえに風がきついと止まり、雨がきつく春とか止まるような場所なので、時間通りに行けたことに感謝です。



一泊二日

凄く充実した聖地巡礼でした^ ^



最後までお読みくださりありがとうございました。