漁港近くの神社は

おおらかなエネルギーが漂う…


兵庫…海近くの神社を二つご紹介します




大避神社(おおさけじんじゃ)


ご祭神

天照大御神

大避大明神(泰河勝公)

春日大神



ご祭神の泰河勝公は、中国より渡来した泰氏の子孫で、聖徳太子に寵任されておられたようです





神社境内から見える島は生島(いきしま)です

太子亡き後…蘇我入鹿の迫害をさけ

海路をたよって着かれた島から

名付けられています




島は国指定特別天然記念物

生島樹林になっています



毎年10月第二日曜日には

坂越の船祭という

江戸時代から続くお祭りがあり

瀬戸内三大船祭の一つです






とても静かな石畳が

早くお祭りをしたい…

と言っているようでした






もう一つはここから少し離れた場所にある



賀茂神社


御津町室津

海を望む半島突端に所在します





迫力満点の門をくぐり抜けると

右手に本殿

左手に拝殿(海側)


この作りはかなり珍しい…


沢山の摂社が両脇に並んだ本殿は

素晴らしいものでした




五社造りの社殿と唐門、回廊を含めた8棟が

国の重要文化財に指定されています






平安時代賀茂別雷神社の直系御厨の地になった、境内にあるソテツは野生のものでは日本列島の北限として県指定文化財にもなっている。江戸参府時にシーボルトが訪れ参籠所から播磨灘の展望を絶賛するなど景勝地としても有名。


ウィキペディアより





この唐門の彫り物は見応えがあり

龍の足が見えるけど何処に顔があるのかと思うと

表に顔があり…

雲間からリアルに見下ろされているようでした







港を望む二つの神社の持つ波動は
漁の町の賑わいが聞こえてくる…
潮の香り豊かな味わい深い神社でした