ここ数年で
もの忘れの度合いが
ぐ~んと高まってしまった。
今も進行中だし
これからだって加速することはあっても
戻ることはあんまりない気がする。
忙しい日が続いて
PCにゆっくり向かう余裕があんまりなくて
「あ、このことを書き留めておきたい」
「これ、憶えておきたい」
と幾度か思った記憶はあるが
今思い出してそれを書き留めようとしても
記憶がぼや~んとしていて
もう鮮明には思い出せない。
いいことも、そうでないことも
同じように忘れていくのだから
トータルでみれば
案外よい面もあるのだろう。
何日か前
ニュースで子供の虐待の記事を読んでしまった。
極力、そういうニュースは見ない、聞かないよう
気をつけているのだけれど
そうは言っても100%ガードできるものではないので
時々突然
耳に目に入ってきてしまう。
世の中には、いろんなツライ出来事があふれているが
中でも私は
子供の虐待と、刑務所内での虐待のことを見聞きしてしまうと
時と場合によっては
何日もきりきりと心身が痛む。
その日も、読んだ直後から
涙が止まらなくなってしまって
気持ちがぐーーっと落ち込んで
どうしようもなくなってしまった。
どうしたらいいのか。
私にできることは
祈ることだけだから
その方たちが少しでも癒されるよう
祈り続けていくしかないのか。
感情と一緒に、いろんなものを呼び寄せているのならば
意識的にガードしていくことが賢明なのか。
いろんな想いがアタマの中をぐるぐる巡り
帰宅してトオンのお迎えに出かけた。
考えてみれば
いつもそうだったような気もしてくるが
トオンといると
いろんなそういう痛い想いが抜けていった。
このとき、意識的に
そのことに気づいたように思う。
自閉症なので言葉も出ない子だけれど
この子がまとっているエネルギーは
私よりも高いレベルなんだろうなと
漠然と思った。
今、自分で見聞きする現象というのは
魂の長い長い歴史の、ほんのひとつの通過点であり
見えることに惑わされてはいけないのだ。
ニュースで流れる虐待のような行為は
自分の中にある
ささいな怒りとか、苛立ちとかと
同じ延長線上にあって
私にできることは、その私の中にあるものを
自分の範囲で消していくことなのかもしれない。
すっかり忘れたように思っていたが
そうそう、
そういうようなことをあれこれ考えていたのだった。
書くことで思い出せるうちは
まだなんとかいけるのだろう。
そのうち、何ともならなくなる日も来そうだけれど・・・。